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武藤潤、初の写真集『燕飛』発売

初の写真集『燕飛』で見せる “武藤潤”のすべて
曇天の静かな空の下、道着姿で横を向く姿は、とても精悍で美しい。日頃笑顔が印象的な武藤潤の心の内を覗くようにも思える。6月10日に発売される初の写真集『燕飛』(えんぴ)は、自身の特技である空手の型から取ったタイトルだ。
『燕飛』の撮影時の話を聞くとともに、幼い頃から空手に限らず、絵画、陸上、水泳…とさまざまな習い事をしてきたという武藤のクリエイティブな一面に迫ってみたいと思い、臨んだインタビュー。写真集への向き合い方、日頃の音楽や映画との向き合い方を聞くなかで、作品をより深く理解しようとする武藤の姿勢が見えてきた。
ヘアメイク:石川ユウキ(Three PEACE) スタイリスト:井田正明 Masaaki Ida 取材・文:俵本美奈
写真を撮られるのは絵を描くことに近い
──ご自身初の写真集となりますが、撮影にはどのような思いで臨みましたか?
武藤 「写真集を作りましょう」という話をいただいた時に、今まで25年生きてきた中で自分が好きなことややってきたことを存分に出し切ろうと思いました。鳥が好きなことやあんぱんが好きなこと(笑)、絵を描いたり、空手の技を披露したり、今の自分ができることは全部やったかなという風に思っています。
──表紙は通常版と+KIRARI版の2種類になっています。それぞれのお写真を撮られた背景を聞かせてください。
武藤 撮影は昨年10月と今年の2月にしたのですが、通常版の表紙になった海での撮影は結構過酷でした(笑)。寒くて雨も降っていて。でもそれが逆にいい味を出してくれたというか、天気まで味方してくれたんだなと思います。
──海の中にも、入られていましたよね。
武藤 そうですね、冷たかったですね(笑)。でも楽しかったです。
──中に収められている燕飛の型を決めた写真もとても美しかったです。
武藤 ありがとうございます。空手は小学校に入る前から始めて10年続けていました。中学校に入ると同時にやめてしまったので、当時の記憶を掘り起こしながら型を披露してみました。「空手を10年やってきました」と言うと、「嘘だ」と言われがちなのですが、この黒帯は自分の黒帯なので、少しでも表紙に写ってくれて嬉しいです。
──ちゃんと「武藤潤」の名前も入っていました。+KIRARI版の表紙の撮影はいかがでしたか?
武藤 限定版の表紙は、絵を描いていた時の写真なのですが、どこかちょっと儚い表情がいいかなと思っていて、結果、こうなりました。実はどちらの表紙の写真も同じ日に撮ったんです。これはそろそろ天候が悪くなるなという時のカットです。
──パフォーマンスや演技とは違う、写真ならではの表現の難しさや楽しさをどう感じましたか?
武藤 舞台やドラマなどのお芝居は、観ている人の頭の中を想像しながら作っていくことが多いですが、写真は絵に近いというか。画角があって、その中でどんなポージングを取るか。1枚のキャンバスに自分がどう写るかを想像していくところが、違いかなと思います。
