- 手紙を書いた人
- 松浦祐也
- 手紙を受け取った人
- 松本佳奈
- 松浦祐也(まつうら ゆうや)
- ’81年、埼玉県出身。近年の主な出演作に映画『岬の兄妹』(’18)、『DIVOC-12』の一篇「海にそらごと」、配信ドラマ『First Love 初恋』(’22)など。6/30(金)に『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』の公開を控える。
Twitter:https://twitter.com/_TAROJIRO_?s=20 - https://birdlabel.net/member/detail.html?id=1
- 松本佳奈さんとの出会いを教えてください。
- 松本監督の『マザーウォーター』、『パンとスープとネコ日和』を拝見していて、一方的に存じ上げておりました。その後、松本監督の短編作品に呼んでいただき、初めてお会いしました
- 松本さんの第一印象とは?
- 柔和だが、芯が太い方
- 松浦さんにとって松本さんはどんな存在ですか?
- 一度ガッツリ演出を受けてみたい監督。泥臭い人間ドラマを監督していただきたいです
- 松本さんを表現するならどんな言葉が思い浮かびますか?
- 和光同塵
- お付き合いの中で印象に残っている出来事、言葉はありますか?
- 手紙にも書いた事ですが、撮影中に松本監督が相手役の少女に二言、三言耳打ちをしたら、その子の芝居が抜群に変わって驚いた。どんな演出をしたのだろうか
- 好きな、もしくは印象に残っている松本さんの作品と、その理由は?
- 『パンとスープとネコ日和』。柔らかい画に騙されてしまいそうになるが、人の業や面倒臭さを見事に描いている。定期的に見返しています。しまちゃんファンです
- 監督・松本佳奈の魅力とは?
- ずば抜けた観察眼や演出力をお持ちだと思います
- 松本さんの愛すべき部分、尊敬する部分を教えてください。
- その才能をひけらかさない謙虚さ
返信はこちら▼
松浦祐也さま
お手紙ありがとうございます。確か2日ですかね。とても短い期間の撮影でしたが、そのように覚えていてくださっていて驚きましたし、とても嬉しいです。
松浦さんはいろいろな映画で拝見していて、その佇まいが、どんな役でも味しみしみで、ものすごく市井の人で、いつかご一緒したいなと思っていたのでした。
引き受けていただいた仕事でも、緊張している娘役の子供のそばに、とってもさりげなく優しく寄り添ってくれました。あれからどうにかこの仕事を続けていますが、行く現場行く現場のちょっとした雑談で、よく松浦さんの話が出るんですよね。ホントにスタッフに愛される俳優なんだな〜と。そして今も、私はスーパーフラットな「オッケー」出せているかどうか?確認していただくためにも、泥臭い人間の悲喜劇、一緒にやりましょーーー!
松本佳奈
PS.カーゴパンツはプロデューサーと脚本家と私のチーム名です。それぞれ書いて持ち寄って脚本を作りました。世代の違うチームだったので、それぞれ生きてる時間が違うから書けるものがあって、面白かったです!