- 手紙を書いた人
- 見汐麻衣
- 手紙を受け取った人
- 山下敦弘
- 見汐麻衣
- ’01年よりバンド埋火(うずみび)にて音楽活動をスタート。
’14年、解散後はソロと並行し、他バンドのサポートやプロジェクトに参加。CMナレーション、楽曲提供、エッセイ・コラムなどの執筆も行う。坂本慎太郎がアートワーク(3種)を手がけた最新作7EP『水曜日/永い瞬間』が発売中。今春、初となる随筆集を発売予定。
- https://mishiomai.tumblr.com/
- 山下監督との出会いを教えてください。
- お互いによく行く阿佐ヶ谷にある馴染みのお店です。
- 山下監督の第一印象とは?
- 寡黙。猫背。
- 見汐さんにとって山下監督 はどんな存在ですか?
- 「親戚の年上のお兄ちゃんのような感じです。
頻繁に会うことはないけれど、会うと近しい身内には話せないこともつい話せてしまうというのが自分にとって親戚のお兄ちゃんなので。
- 山下監督を表現するならどんな言葉が思い浮かびますか?
- 重石。
常に、敢えて、自分自身に重石を背負わせている感じがする。
- お付き合いの中で印象に残っている言葉はありますか?
- 悩みとも言えない話を吐露するたびに、“ダァイジョォブ! 見汐さんは大丈夫だよ”と毎回言ってくれる。
- 初めて観た山下監督作品と、 その感想を教えてください。
- 『ばかのハコ船』。 平熱と微熱の間で揺れたりブレたりする、その微妙な温度感が自分にとっては生活の、人間関係の、夢や希望の常温だと感じていた当時、
リアリティを持って生きることのおかしみと哀しみを感じさせてくれた作品。
- 山下監督作品の魅力とは?
- ユーモア。
“ユーモア”と言ってもいろいろな見解があると思うのですが、不完全なものたちに対する慈悲深さ、愛情深さを感じます。
- 山下監督の愛すべき部分、尊敬する部分を教えてください。
- 一見、人を煙に巻くような気配を少し匂わせている。そして、ユーモアの視点。
返信はこちら▼
見汐さん
お手紙ありがとうございました。
常に酒の入った状態で、素面で話すことがあまりなかったので、
ちゃんとした手紙をもらうのはうれしいけど、ちょっと照れ臭いです。
パンチパーマの動画、バンバン使ってください。
コロナ禍真っ只中のイベント(?)だったので、
せっかくパンチにしたにも関わらずほとんど誰とも会えず日にちだけが過ぎ、
気が付いたら単なる韓国のおばさんパーマ状態になってしまったので、今となっては貴重な映像です。
にしても、パンチあてるのってすごく時間かかるからあの時はホント眠たかったですね。
京都で観させてもらったライブ良かった〜。
見汐さんの声はもちろん素敵だけど、
見汐さんの弾くギターがとても心地良く、感動しました。
ライブ終わり、山本精一さんが作ってくれたお茶割を飲みながらの打ち上げは本当に良い思い出になりました。あの時はありがとう。
また近々飲みたいですね!
あとカラオケ行きましょう。BOXじゃなく、スナックでぜひ!
山下敦弘