- 手紙を書いた人
- ayU tokiO
- 手紙を受け取った人
- 松永良平
- ayU tokiO(アユ・トーキョー)
- 猪爪東風(いのつめあゆ)のソロプロジェクト。’12年から活動をスタートさせ、単独の弾き語りからバンドセットまで、さまざまな形でライブを行う。自主レーベル「COMPLEX」も主宰。サウンドプロデュース、楽曲制作&アレンジ、録音&ミックス、ギタリストでのライブサポートなどでも活動中。
- http://www.ayutokio.net/
- 松永さんとの出会いを教えてください。
- 2012年に『NEW TELEPORTATION』というカセット音源リリースをした時に、CDじゃないジャーナルという企画で取材してもらったのが出会いです。
- 松永さんの第一印象とは?
- 出会う前からライターさんとしてよく名前をお見かけしていたので、“文章よりも柔らかい感じがするな”と思いました。
- ayUさんにとって 松永さんはどんな存在ですか?
- これまで特別何か行動や作業を共にするってわけではなかったですが、“見てくれている”っていうことが“一緒にやっている”ってことだったんだなと思います。
- 松永さんを表現するならどんな言葉が思い浮かびますか?
- 胆力。観測。
- 松永さんを色に例えると?
- 水色。
- もし松永さんとコラボするならどんなことがしたいですか?
- “ずっと同じレコードを買い続ける行為”についてのトークイベント。
- 松永さんの愛すべき部分、尊敬する部分とは?
- 面倒なことを見ている気がしますので、面倒見が良いんだと思います。
助けられてますし、尊敬します。
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アユくんへ
今、ロサンゼルス空港でこの返事を書いています。
帰国に必要な「MySOS」というアプリの登録を忘れていて、
乗るはずだった午前便は飛び立ちました。
どうしよう。大出費……。
いい歳をして、またやってしまいました。
心が折れそうな時、アユくんからこないだもらった手紙を読んでました。
こんなふうに褒めてもらえるようなことは何もしてきてないんですよ。
いつもやってからわかる。行ってしまってから痛い目に遭う。
でもまあ、もしかしたら僕のそういうところがアユくんには響いてるのかもしれません。
その間違いは完全な間違いじゃないし、
その正解は正しいだけでしかない、ってなんとなくわかってる人。
最近は、いろいろやってること全体がアユくんの音楽になっていて、
でも“面白いんだぜ俺は”と虚勢を張るのではなく、
ただただやってる自分が楽しいって感じられるところがまた好きですね。
いつも音楽に初恋ばっかりしているんだと思います。
松永良平