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進化を遂げるGANG PARADE
最高傑作『GANG RISE』を引っ提げ 全国の遊び場を席巻中!
超豪華な楽曲が揃い踏みしたメジャー3rdフルアルバム『GANG RISE』の6月18日のリリースに先駆け、結成史上最大規模、全国11都市12公演を回る<GANG PARADE全国TOUR「GANG RISE TOUR」>真っ最中のGANG PARADE。
“みんなの遊び場”をコンセプトとし、遊び人(ファン)を巻き込みながら加熱していくライブは、「今、メンバーの気持ちも向かう方向もぴったりと揃っている」中で、「私たちが思っているものと遊び人が求めているものが合致している」と、メンバーも大きく手応えを感じているようだ。
残すところあと3公演となった<GANG RISE TOUR>について、キャン・GP・マイカ、ユイ・ガ・ドクソン、月ノウサギ、キラ・メイ、キャ・ノンの5名に話を聞いた。
取材・文/俵本美奈
メンバーの熱量が揃っているのを感じる
──<GANG RISE TOUR>も残すところあと3公演となりました。今感じていることから聞かせてください。
キャン・GP・マイカ(以下マイカ) 6月18日にリリースするアルバム『GANG RISE』を引っ提げてのツアーで、メンバーの熱量や向かいたいと思っている方向が今がっちりと合っているのを、ステージ上の空気でも感じています。アルバムの制作も同時進行しているのですが、私たちもこのアルバムにすごく手応えを感じていて自信があるのがライブにも表れているのかなと思っています。
月ノウサギ(以下月ノ) みんなの気持ちが揃っているので、言葉にしなくてもわかり合える部分もあるし、1曲目はこういう気持ちで臨もうとか、一つひとつ具体的に共有もしながらより良いツアーになるように臨んでいます。
──皆さんの空気が揃っているなというのは、ツアーが始まって感じた部分ですか?
キャ・ノン(以下ノン) そうですね。これまでのツアーだと回っていく中で徐々に完成させていく感じでしたが、今回の<GANG RISE TOUR>は毎公演、磨き上げていっている印象が強くて。初日から私たちが思っているものとお客さんが求めているものが合致したんじゃないかと感じる瞬間が多くて、“この方向で間違っていない”と思うことができました。
キラ・メイ(以下メイ) ツアーの初日に、新曲の『ヘイ!ホー!最高じゃん!』を突然披露したのですが、初めて披露したとは思えないくらい遊び人が一緒に踊って盛り上がってくれたんです。みんなで踊れるような振りをマイカが考えてくれて、初日でこんなにみんなが踊ってくれたことも、“このツアー、いい感じかも”と思えた理由でした。
ユイ・ガ・ドクソン(以下ドクソン) 私は今まででいちばんありのまま、素直なGANG PARADEだなと感じています。メンバーのMCを聞いていても、これまでだと言葉を選んできれいに話そうとしていたところがあったと思うのですが、今回は本当に伝えたいことをそれぞれの言葉で話しているので、自分ももっとさらけ出してみようという良い方向にパワーが働いています。
月ノ アルバムがいろんなアーティストの方々から曲をいただいて本当に豪華な内容になっているので、ある時、良いツアーにしたいという思いが強くなり過ぎて逆にプレッシャーに負けそうになったことがあったんです。それくらい自分にとってGANG PARADEと遊び場が大事なんだと改めて感じたので、その時のMCでは、「GANG PARADEが進化し続ける理由は遊び人です」ということを伝えました。
──ツアー中にセットリストが変わっていくのも参戦する側としてはうれしい点ですよね。
マイカ セットリストは回を重ねるごとにブラッシュアップして、チームで話し合って流れを変えたり、新曲を入れる位置を変えたり、遊び人の反応を見て変えたりもしています。
メイ アルバムの内容を少しずつ出しながらツアーが進んでいて、変化を楽しんでもらいながら遊び人と共に作り上げている感じですね。