- 手紙を書いた人
- TAKU INOUE
- 手紙を受け取った人
- ケンモチヒデフミ
- TAKU INOUE(たく いのうえ)
- サウンドプロデューサー、コンポーザー、DJ。『リッジレーサー』『鉄拳』『アイドルマスター』といったゲーム・シリーズの楽曲や、DAOKO、Eve、ナナヲアカリ、STU48、月ノ美兎、HOWL BE QUIETなどアーティストの作品に携わる。’21年にメジャーデビュー。Midnight Grand Orchestraでも活動中。
- https://taku-inoue.com/
- ケンモチヒデフミさんとの出会いを教えてください。
- 「どのパーティだったかは忘れてしまったのですが、いまはなきageHaで共演した際に初めてご挨拶したはず…」
- ケンモチさんの第一印象とは?
- 「昔からいろいろなワークスでご活躍を拝見してとても尊敬しており、歌詞やトラックから察するにかなりエキセントリックな方に違いない…と勝手に思い込んでいたのですが、とても穏やかで物腰柔らかなおじさんでした…」
- TAKU INOUEさんにとってケンモチさんはどんな存在ですか?
- 「最近では数少なくなってしまった年上の先輩であると同時に、新曲が出たらすぐにチェックしてしまう尊敬するアーティスト」
- お付き合いの中で印象に残っている出来事はありますか?
- 「ラジオにお呼びした際、『また遊びに来ます!』というよくある社交辞令を拾った番組スタッフが悪ノリして本当にまた次の回にお声がけしたところ、ケンモチさんは快くOKしてくださり、お土産(ビール)まで持ってきてくださったこと。悪ノリにも全力で応えてくれて、なんて優しい先輩なんだろうと思いました」
- ケンモチさんの意外な一面があれば教えてください。
- 「しっかりされている方なのかなと思いきや、ラジオにゲストでお呼びしたときに若干の二日酔いでいらっしゃったのが人間味溢れていて良かったです」
- 好きな、もしくは印象に残っているケンモチさんの作品と、その理由。
- 「たくさんありすぎますが、戦慄かなのさんの『drop』は音にも歌詞にも衝撃受けました。最近だと水曜日のカンパネラの『赤ずきん』も鬼刺さりしました。メロディが好きすぎる」
- いつかケンモチさんとやってみたいことは?
- 「共作! 歌詞もトラックも両方!」
- ケンモチさんの愛すべき部分、尊敬する部分を教えてください。
- 「いろいろなクライアントワークスに対応する柔軟さと、ご自身の作家性を高いレベルで共存させているのでとても尊敬しています。歌詞もトラックも」
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イノタクさん、お手紙ありがとうございます。
ここ最近でご一緒する機会が増える中、このような素敵なお便りまでいただきとても嬉しく思います。これからの人生「俺はあの『イノタク』さんから直筆の手紙をもらったことがあるんだ」と胸を張って生きていけそうです。
私にとって、イノタクさんはお互い40代ということもあり、若手の台頭が激しいこの界隈においては気兼ねなくお話しできる大変貴重な存在です。
とてつもない音楽のスキル、センス、キャリアがありながら、それを感じさせない謙虚さや人当たりの良さを持ち合わせ、さらに「ハッチャケ」た音楽も作れる人。インターネットカルチャー、クラブミュージックからメジャーシーンまで幅広く精通しているからこその立ち振る舞い。本当にカッコイイです。
まさに『完璧超人』と言っても過言ではないイノタクさん。弱点を探したいので、今度一緒に買い物に行きつつ酒でも飲んで深めにお話ししましょう笑。
今後とも是非、仲良くしてやってください。