- 手紙を書いた人
- 長谷川白紙
- 手紙を受け取った人
- KAJI
- 長谷川白紙(はせがわ はくし)
- 日本を拠点に世界で活動する音楽家。’16年頃から活動を始め、10代最後となる’18年にEP『草木萌動』でCDデビュー。今年7月にフライング・ロータスが主宰するLAのレーベル・Brainfeederと契約し、シングル『口の花火』を発表した。
- https://hakushihasegawa.com
- KAJIさんとの出会いを教えてください。
- 「初めて直接お会いしたのはクラブだったかと思います。外がものすごく寒かったのを覚えています」
- KAJIさんの第一印象は?
- 「とても誠実でユーモラスであり、なにかを話すときに最低限以上の変換をしない方、ローデータのような方だと感じました」
- KAJIさんを表現するならどんな言葉が思い浮かびますか?
- 「非常に難しいですが、わたしの乏しい表現から選ぶとすれば、溶けた鉄のような方です」
- 長谷川白紙さんにとってKAJIさんはどんな存在ですか?
- 「希望であり、最も大きなリファレンスのひとつです」
- 好きな、もしくは印象に残っているKAJIさんの作品と、その理由。
- 「『SCORPION』です。示唆に富む一作です」
- KAJIさんとコラボするならどんなことがしたいですか?
- 「えーっ! 何でもしたいです…KAJIさんのビートボックスを加工していくのは本当に楽しそうです」
- KAJIさんを色に例えると何色ですか?
- 「色ではとても例えようもない方です」
- KAJIさんの愛すべき部分、尊敬する部分を教えてください。
- 「あの同居性、進化を続けている様です」
返信はこちら▼
長谷川さん
お手紙を頂きありがとうございます。
そして、我々の世界大会での結果もご覧頂いて本当にありがとうございました。
私自身も長谷川さんの楽曲に強くインスピレーションを受けている身として、世界一になったことを誇りに思います。
人間の口というものは、長谷川さんの仰る通り人間が最も身近に感じることのできるカオスであり、その潜在能力が音となって可聴化されるもの。その代表がヒューマンビートボックスだと感じております。
そういった意味でも、長谷川さんの音楽はどこかビートボックス的なカオスを感じます。相違点の多い我々でも、だからこそ惹かれたのだと思うのですが、僕が普段長谷川さんの楽曲をどこか他人事に思えないのはそのためだと感じております。
以降は後日お会いしたときにお話ししたいですね。直接自分の口で、いま僕が持っているバイブスをお伝えしたいです…
最後にはなりますが、私も長谷川さんの輝かしすぎる活動を追っております。すべての曲にくらっています。
お忙しい中だとは思いますが、お身体にお気をつけください。
つぎはぼくがお酒をご馳走する番です。
KAJI