- 手紙を書いた人
- ハマ・オカモト
- (OKAMOTO’S)
- 手紙を受け取った人
- 古舘佑太郎
- ハマ・オカモト
- ’91年、東京生まれ。’10年にデビューしたOKAMOTO’Sのベース担当。その他にも、ラジオDJやCS番組のMC、雑誌の連載、また木村カエラ、星野源、吉澤嘉代子などのライブサポート等、幅広い活動を行っている。
- https://www.okamotos.net
- 古舘さんとの出会いを教えてください。
- 下北沢のGARAGEというライブハウス。人の紹介だったと思います
- ハマ・オカモトさんにとって古舘さんはどんな存在ですか?
- 不思議な存在です。交わる円の面積は他の誰よりも強いけど、“まったくわからないな、この人”という時もあるので
- 古舘さんの第一印象を教えてください。
- 焦ってるなぁ
- 古舘さんを表現するならどんな言葉が思い浮かびますか?
- 微熱少年
- お付き合いの中で印象に残っている出来事はありますか?
- 話してたらオバケが出ちゃって、外に逃げたこと
- 古舘さんが鳴らす音楽をどんなふうに感じていますか?
- 変わらず、ソリッドですね
- もし古舘さんとバンドを組むなら、どんな音楽をしたいですか?
- 楽しいやつ。カッコつけなくてよい、楽ちんなやつ
- 古舘さんの愛すべき部分、尊敬する部分はどんなところですか?
- 生命力があるところ。少年マンガの主人公の様な佇まいやテンションは、いつもすごいなぁと思っています
返信はこちら▼
ハマオカモト殿
素敵なお手紙、誠に感謝します。
貴殿が綴って下さったように、
かれこれ思春期の齢からの
御付き合いですから、
もう長くなりましたね。
先日、私が弾き語りにも関わらず、
汗だくだった件を御説明します。
冷房はしっかり効いていました。
しかし、会場に現れた貴殿の姿が
目に入った瞬間、私の身体は
久々に会えた喜びが汗となり、
全毛穴から噴き出したのです。
決して自律神経失調症だからではありません。
性格や趣味趣向もまったく違う我々です。
(ラジオ番組で、私が「観葉植物を部屋に置くなんて気持ち悪い!」と
叫んだ時の貴殿の引いた顔が忘れられません)。
同じ学校に通ってたら、友だちになっていないかもしれませんね。
それでも特別に仲睦まじいのは、
音楽好きということと生まれ育った境遇が風変わり、という
同じ荒れたオフロードを走っているからだと思います。
ただ貴殿は遥か先にいます。
私はその背中を追いかけ、今日もひた走り、
汗だくになっております。
古舘佑太郎