CINEMA
渋谷凪咲、地元大阪で初の舞台挨拶
- 関西
映画初主演の渋谷凪咲、関西凱旋 アバンギャルディのスペシャルダンスも
『呪怨』シリーズを手掛け、Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督の最新作『あのコはだぁれ?』が全国公開中。大ヒットを記念して、主演の渋谷凪咲をはじめ、早瀬憩・清水崇監督が登壇。作品への熱い想いや公開後の反響をたっぷりと語った。
渋谷は朝からプロモーションを行っていたにも関わらず、涼やかな笑顔で「今日はお集まりいただきありがとうございます。私はNMB48時代もなんばパークスシネマさんに通っていたので、そのスクリーンに自分が出ているとはまだ夢のようで、すごく嬉しいです」と挨拶。早瀬も会場を見渡し「映画が公開されてからいろいろな感想が届いていて、たくさんの方に観ていただいているんだなと嬉しいです」と喜び、メガホンを執った清水監督は「僕も大阪に住んでいたことがあるので感無量です。今日はよろしくお願いします」と挨拶した。
地元・大阪での初の舞台あいさつに、渋谷は「関西凱旋ということですが、テレビの収録などで月の半分は関西にいるので、凱旋というのが恥ずかしい気もしますね(笑)。実は映画が公開されてから、この劇場にも3回ぐらい偵察に行っているんです」と、お客さんの反応を見るために自ら劇場に足を運んだという。また、早瀬は大阪でやってみたいことがあるそうで「本場のたこ焼きを食べたいです」と食いしん坊な一面をのぞかせた。関西の大学に通っていたということで大阪に縁がある清水監督は、「この映画の撮影が終わって、大阪コミコンに参加した時に、前乗りして久しぶりに大学に行ってみたり、彼女と住んでいた部屋に足を運んでみたり、僕にとっての青春が詰まっていましたね」と、しみじみと思い出を振り返った。
さらに、本作で怪奇を巻き起こす“あのコ”と同じく制服&おかっぱで活動している集団・アバンギャルディが、大ヒットのお祝いに駆けつけ、不穏な“鼻歌”で登場。キャスト・監督が見守る中、主題歌「誰」に合わせて、一糸乱れぬ圧巻のステージを披露した。彼女たちのパフォーマンスに「凄すぎます!」と終始圧倒された様子の渋谷は、「めちゃくちゃかっこいい! 曲も素晴らしいのですが、ダンスが加わると、こんな風なパワーを持つんだなって」と、アバンギャルディの世界観を絶賛。アバンギャルディとは前作『ミンナのウタ』でもコラボステージを披露したことがあるが、「今日こうして新しい主題歌で、またダンスを作っていただき本当に嬉しい」と、清水監督も感動し、早瀬も「間近でこんなパフォーマンスを観ることができて、ずっと呼吸が荒いです」と、ここでしか見られない豪華コラボに興奮を隠しきれない様子だった。
華やかなイベントも終わりが近づき、渋谷は「映画は楽しんでいただけましたか?(会場拍手)嬉しいです!演技のお仕事をしたいと思ってNMB48を卒業して、監督からこのようなお声がかかって夢が叶いました。まだ夢見心地な部分もありますが、ここからまた羽ばたいて、演技も、人としても、一歩一歩成長していきたいと思います」と、力強くコメントした。早瀬は、「今日は皆さんのパワフルさに元気をもらいました。なにより、凪さんが地元の方に愛されているなって感じました。私のようにホラーが苦手でも楽しめる映画になっています」と、渋谷と顔を見合わせ笑顔で締め、清水監督からは「これだけたくさんの方に観ていただいているということで、第3弾の話もすでに出ていて・・・」と、続編の制作を匂わせるコメントも。最後に、「カセットテープでアバンギャルディのみなさんに御礼を・・・」と映画にちなみ、カセットテープレコーダーを取り出した清水監督。劇中の“あのコ”のセリフにかけて、「2024年、7月29日、アバンギャルディのみなさん」と呪いをかけた。撮影・宣伝公開まで短期決戦を共に乗り越えたキャストと監督のアットホームな雰囲気でイベントは幕を閉じた。
映画『あのコはだぁれ?』
2024年/107分/日本
監督 | 清水崇 |
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原案・脚本 | 角田ルミ、清水崇 |
出演 | 渋谷凪咲 早瀬憩 山時聡真 荒木飛羽 今森茉耶 蒼井旬 穂紫朋子 今井あずさ 小原正子 伊藤麻実子 たくませいこ 山川真里果 松尾諭 マキタスポーツ/染谷将太 |
企画配給 | 松竹 |
(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会