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トーベの創作世界とムーミン
- 東京
展覧会キービジュアル
「ムーミン」小説出版80周年記念展開催へ トーベの創作、とっておきのものを探しに
2025年は「ムーミン」小説の出版80周年。これを記念した展覧会が7月16日(水)から9月17日(水)まで、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーにて開催される。
「ムーミン」の生みの親として知られるアーティストのトーベ・ヤンソン(1914-2001)。画家をめざしていた彼女は、若い時から雑誌の挿絵でその才能を発揮し、第二次世界大戦後の復興期には、市庁舎や病院といった公共施設の壁画も数多く手がけた。「ムーミン」小説は戦争中のつらい日々の中で書き始められ、トーベ自身の精神的な救いの場に。1945年から1970年までに9冊の小説を刊行したのみならず、新聞連載マンガや絵本にもなり、世界的な人気を博すこととなった。
本展では、「ムーミン」小説はもちろん、トーベが描いた初期の油彩画や第二次世界大戦前後に手がけた風刺画、コミックスの原画やスケッチ、さらにはトーベの愛用品まで、約300点を通してトーベの足跡を辿ることができる。約300点のうち、ムーミンやその仲間たちが描かれた作品は250点以上。人気キャラクターのさまざまな表情を一挙に楽しめる貴重な機会でもある。
さらに「ムーミン」の世界を体感できるような演出にも注目。「ムーミン」小説の印象的な挿絵の映像演出も予定。日本ではあまり知られていない壁画が映像となり、会場内で上映される。保育園のために描かれた壁画「フェアリーテイル・パノラマ」は、2面合わせて幅約7mの原寸大映像で紹介される。
会場に広がるトーベの創作の世界と、「ムーミン」の物語の世界。とっておきの出会いが、きっとあるはず。
ムーミン小説の印象的な挿絵の映像演出 © Moomin Characters™ ※東京会場での演出イメージ図。内容は変更となる場合がございます。
「トーベとムーミン展~とっておきのものを探しに~」
会場 | 森アーツセンターギャラリー(東京・六本木) |
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会期 | 7月16日(水)~9月17日(水) |
休館日 | 会期中無休 |
開館時間 | 10:00~18:00(金・土・祝前日は20:00まで/入館は閉館の30分前まで) |
主催 | 朝日新聞社 |
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締切:5月25日(日)