CINEMASPECIAL ISSUE
【推しの子】櫻井海音の覚悟の創作
観てくれた人の心を動かしたい
──FLYING POSTMAN PRESSは<GOOD CULTURE, GOOD LIFE>をコンセプトに展開しています。カルチャー作品に触れて影響を受けたことはありますか。
櫻井 すごくあります。なかでも僕は音楽ですね。小さい頃は西野カナさんとか王道のJ-POPが好きでよく聴いていました。そこから徐々にバンドが好きになっていき、ONE OK ROCKとかロックを聴くようになり、その後は海外の音楽です。ブリング・ミー・ザ・ホライズンとか好きでよく聴いていましたね。で、ラムシュタインまで行った頃、ボストンに音楽留学したんです。そして、英語が嫌いになるという(笑)。そんな時、ふとYouTubeを眺めていたらおすすめにスピッツの『シロクマ』のMVが出てきて。観てみたらすごく良くて、“日本の音楽っていいじゃん!”って。そこからまた日本の音楽に戻りました。特にスピッツは大好きです。これからの人生で1アーティストしか聴いてはいけないと言われたら、僕は間違いなくスピッツを選びます。
──そんなカルチャー作品を世に送り出す側にいる今、何を大切にしながら創作していますか。
櫻井 現場です。現場って本当にいろいろあって、組によって求められることも違えば、現場でのあり方も違ってくるものです。でも、その場にいる全員が同じ方向を向いてひとつの作品を作るという点は、どの現場でも同じことで。いろんな現場に行き、いろんな人と出会い、いろんな話をしながらひとつの作品を作ることができる。その尊さを最近改めて実感しています。
──創作の現場が本当に好きなんですね。
櫻井 好きです。音楽にしても映像作品にしても、何かを生み出す現場にいることが僕は好きなんでしょうね。こうして俳優として仕事させてもらっている以上は、自分が出た映画やドラマを観てくれた人たちの心を動かしたい。感動でも怒りでも、なんでもいいんです。とにかく、観てくれた人の感情を揺り動かしたい。俳優という仕事の意義はそういうところにあると思っています。
櫻井海音(さくらい かいと)
2001年生まれ、東京都出身。バンド、インナージャーニーのDr.としてキャリアをスタートさせ、その後、俳優に転身。近年の主な出演作にドラマ『アオハライド』(2023/2024)、映画『バジーノイズ』(2024)など。2025年2月21日より映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』が公開される
ドラマ&映画『【推しの子】』
ドラマシリーズ『【推しの子】』 11月28日(木)よりPrime Videoにて世界独占配信開始 ※11月28日(木)21:00 第1話~第6話 ※12月5日(木)21:00 第7話~第8話
映画『【推しの子】-The Final Act-』 2024年/日本/129分
監督 | スミス 松本花奈 |
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原作 | 「【推しの子】」赤坂アカ×横槍メンゴ(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載) |
出演 | 櫻井海音 齋藤飛鳥 齊藤なぎさ 原 菜乃華 茅島みずき あの ほか |
配給 | 東映 |
※12月20日(金)より全国公開
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 ©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
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