MOVIE
映画『沈黙のパレード』公開記念イベントin大阪 道頓堀に超巨大湯川バルーンと共に福山雅治、柴咲コウ、北村一輝降臨!
- 関西

ベストセラー作家・東野圭吾の累計1500万部を超えるガリレオシリーズ第9弾「沈黙のパレード」を原作にした映画『沈黙のパレード』。本作の公開から5日経った9月21日(水)、大阪道頓堀グリコの看板の対面に現れた8メートルの湯川先生バルーンの前に、劇中に出てくるパレードのシーンのように黄色の風船を持つファンやうちわやグッズを持つ3,000人(コロナ禍で入場人数を制限した中の最大収容人数)が大阪道頓堀川とんぼりリバーウォークに集まった。
グリコ看板に対抗!? 超巨大湯川バルーン!
「ガリレオ」のオープニング曲『vs. ~知覚と快楽の螺旋~』とともに道頓堀橋方面からやってきた船が到着し、船内から福山雅治、柴咲コウ、北村一輝が登場すると一斉に黄色い声が上がった。
福山の「会いたかったですよ!大阪!日本でもちょっと稀な形のイベントですけど、楽しんで行きたいと思います」に続き「皆さん、こんにちは! 柴咲です!」の挨拶。大阪出身の北村は「ただいま! 昔はここにしょっちゅういましたからね」とたくさんのファンがいる戎橋を指しながら親近感を持たせた。
制作期間なんと3ヵ月、全長8メートル超巨大湯川先生バルーンとの初対面に福山は見上げながら「ちょっと太ってる」と笑いを取ると、「実に面白い」とあの名セリフには歓声が上がった。柴咲は「(湯川先生は)こういうのが作られるぐらい象徴的なキャラクターですからね。湯川“像”になる」と改めてガリレオの人気を感じさせ、「なんなら手を挙げた方が良かったかな」と両手を挙げてグリコのポーズをしながら北村がツッコんだ。
大阪の道頓堀でのイベントということで大阪の印象について聞かれると「デビューして最初の頃のファンの方の比率は関東よりも関西の方が多かったんです。なので大阪に育てていただいたと言っていいと思います。大阪城ホールはホームタウンです」と福山のアーティストとしての顔も見せた。俳優としてはジョン・ウー監督の映画『マンハント』(2017年公開)で「1ヵ月大阪にいたんですよ。堂島川でロケをしてたんですけど、堂島川に飛び込みましたからね。(大阪の川の水を)飲んでます。しっかり飲み込んでます」と大阪に縁のある話も飛び出した。
柴咲は8月にライブで大阪に来た際のことを思い出しながら「(大阪の人は)軽く頷かない。本当に納得しないと、“うん”ってしっかり言ってくれない感じ」とオチを求められたエピソードを披露した。
大阪出身の北村は「なんでここに立ってるんだろうというか、道頓堀の真ん中になんか変な気分です」と素の姿を見せ、ガリレオシリーズの生みの親である東野圭吾も大阪出身ということでふたりで話す時は関西弁であることも明かした。
主題歌『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』がオリコン1位!
「ガリレオ」から生まれた福山雅治と柴咲コウのによるユニットKOH+(コウプラス)が今回も主題歌を務める。福山は「KOH+として15年なんですけど初めてのオリコン1位を頂戴することができました。皆さまのおかげです」と感謝を述べた際、32年前の福山雅治デビューアルバム『伝言』を掲げているファンを見つけ「川にアルバムを落とさないでくださいね、落としたらまた拾いに入ります」とファンを喜ばせた。 『ヒトツボシ』は福山が柴咲に当て書きした一曲で、作り手としての想いを問われると「柴咲さんが歌ってくださって、届けた我々から一人ひとりの心に宿ってそこが最終的な住所になり、一人ひとりの心がこの楽曲の住所になっていくことが一番幸せな着地」と述べた。



『沈黙のパレード』
出演 | 福山雅治 柴咲コウ・北村一輝 飯尾和樹 戸田菜穂 田口浩正 酒向芳 岡山天音 川床明日香 出口夏希 村上淳 吉田羊 檀れい 椎名桔平 |
---|---|
原作 | 東野圭吾「沈黙のパレード」(文春文庫刊) |
脚本 | 福田靖 |
監督 | 西谷弘 |
音楽 | 菅野祐悟 福山雅治 |
主題歌 | KOH+「ヒトツボシ」(アミューズ/ユニバーサルJ) |
配給 | 東宝 |
全国公開中