老若男女に届く
深いメッセージが込められた作品

　韓国発の大人気WEBマンガ「女神降臨」（yaongyi著）が主演Kōki,で実写映画化。前編となる『女神降臨 Before 高校デビュー編』は現在公開中、後編の『女神降臨 After プロポーズ編』は5月1日（木）から公開となる。

　後編公開一週間前の4月24日（木）にミッドランドスクエア シネマで開催された舞台挨拶に、学年一の頭脳を持つクールで謎多き同級生【氷の王子】こと神田俊役の渡邊圭祐と女神の彼女に恋した歌手を夢見る情熱的な【御曹司】こと五十嵐悠役の綱啓永が登壇した。

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──一昨日の京都大阪、そして昨日の兵庫に続き、本日は名古屋に降臨という弾丸スケジュールですが、ここまで様々な都市を回ってきていかがでしたか？

渡邊　まだ千葉に行けていないですからね。

綱　そうなんですよ！ 圭祐さんの地元、仙台は行きましたから羨ましいです。今ここで僕の地元である千葉に行きたいですとアピールしておけば叶う可能性がありますね、よろしくお願いします。

──名古屋の印象はどうですか？

渡邊　名古屋の印象…、ある？

綱　それはちょっとひどいんじゃないですか？ そんなこと言ったら叩かれますよ（笑）

渡邊　昨日ホテルに着いてご飯を食べに行こうとしたら、酔っ払ったサラリーマン6人位に肩をぶつけられたの。だから名古屋にちょっとムカついてます（笑）

綱　それは良くないですね。でも名古屋は街が賑やかですよね。明るい人が多い気がします。名古屋コーチンとかもありますし。

──おふたりの今日のお昼ごはんは？

渡邊・綱　ひつまぶし！

綱　めちゃめちゃ美味しかったです。メイクさんが正しい食べ方を教えてくれて、その順序で食べたらいつもより美味しく感じました。

──東海地方で降臨してみたい場所はありますか？

渡邊　三重の伊勢神宮ですね。愛知ならジブリパークとか。

綱　僕も伊勢神宮です。

渡邊　こんなに名古屋の人がいる前で名古屋以外っていうね（笑）

──でも名古屋はなかなかここに行ってほしいというスポットが多くないですからね。おすすめスポットがある方はいらっしゃいますか？

お客さん　名古屋城！ レゴランド！ 東山動物園！ 名古屋港水族館！

渡邊　さっき名古屋って仙台に似ているって言われている話をしていたんですよ。確かに似ているかもしれないです。仙台にも仙台港に水族館があるし、東京からの所要時間も一緒ですしね。

綱　名古屋も仙台もどちらも素敵な街ですよね。

──ここからは映画についてお話をお伺いしたいと思います。3月20日に前編が公開となりましたが、おふたりのもとには嬉しい反応やコメントは届いていますか？

渡邊　いっぱい来ていますよ。

綱　「映画を観てメイクをしたくなりました！」とか「夢を追いかけたくなりました！」とか。僕らが伝えたいメッセージを受け取ってもらえていて嬉しいです。

渡邊　前編は青春キラキラ物かなと思って観に来た方もいたと思うのですが、びっくりするほど骨太なストーリーで、次に繋がる終わり方をしているので「早く後編が観たい」という声も多いです。

──この二部作は麗奈、俊、悠の9年間の壮大な物語がテーマとなっています。前編では高校生、後編では大学、そして大人になっていく3人の姿が描かれていますが、前編と後編で演じ分けた部分などはありますか？

渡邊　同じ人間なので、そこまでガラッと変わることはないですが、【氷の王子】と呼ばれる俊の心が麗奈や悠と関わるうちに溶けていき、愛情深さや不器用なところが現れていくように意識していました。

──高校の制服を着るというのはどうでしたか？

渡邊　嬉しかったですよ。ただ、エキストラの方でリアル高校生がいて、モノが違うな…と。

──綱さんはいかがですか？

綱　悠は前編と後編で衣装もヘアメイクも全く違っています。内面的なところでは、麗奈、俊、そしてお父さんとの関係に変化があるので、ワンシーンワンシーン整理しながら演じました。

──好きなシーンはありますか？

綱　たくさんあります。俊と彼のお母さんとのストーリーが好きで涙してしまいました。今から観る皆さんにも注目していただきたいです。

──ここからは皆さんからご応募いただいた質問をさせていただきたいと思います。撮影やキャンペーンを通しておふたりの絆は深まりましたか？お互いに気づいたことなどはありますか？

綱　カンペを読むとき、相談ゼロでパートを振り分けられるようになりました。

渡邊　確かに、阿吽の呼吸だわ。

綱　あと、ハモる頻度が増えました。

渡邊　僕が失礼なことを言ったときにちゃんとフォローしながら突っ込むことができるようになったよね。

綱　えぇ…、めっちゃ上から目線（笑）

──お互いのここが格好いいというところは？

渡邊　取材で質問をされたとき、言いたいことが被るときがあるんです。でもそういうときに「僕も同じです」だけでなく、そこに続けてちゃんとコメントをするところが格好いいです。ファン想いですよね。

綱　確かに僕はファン想いですよね！ 圭祐さんはインタビューのときにいつもリードしてくれます。さすが先輩です。

──Kōki,さんとのご共演はいかがでしたか？

渡邊　このタイミングで共演できたのはすごく良かったです。英語圏の作品にもたくさん出られていますが、その純粋さでどんどん壁にぶつかっていく姿がすごく愛おしかったです。

綱　Kōki,ちゃんは本当にいい子です。僕も成長途中なのでKōki,ちゃんを見て、周りへの感謝など、得るものが多かったです。

──最後に会場の皆さんにメッセージをお願いします。

綱　僕たちは今、後編に向けて走り出しています。まずは前編を観ていただいて、後編を観たい欲を駆り立ててください。5月1日に公開される後編は老若男女の皆さんに届く作品になっているので、ぜひ劇場でご覧ください。

渡邊　本当に深いメッセージのある作品に携わることができました。僕たち含め、キャスト全員がスタートラインに立った1歩目が後編だと思っています。そこまでの過程を前編で楽しんでいただき、その熱を忘れずに後編も劇場に観にきてください。5月1日は五十嵐悠 starring 綱啓永の新曲『運命だよな』も配信リリースされます。たまたまなんですよ、公開日と被ってるの。

綱　そんなわけあるか！

渡邊　（笑）。僕もまだ聴いていないんですがきっと素晴らしい曲になっていると思うので、映画とともに楽しんでいただきたいです。