興行収入25億円突破
赤楚衛二が凱旋舞台挨拶

　沖縄出身のバンド・HYの名曲からインスパイアされた映画『366日』。沖縄と東京という2つの都市を舞台に、20年の時を超えた切なすぎる純愛ラブストーリーは公開から3ヶ月以上経った現在、ロングラン大ヒットを記録している。

　4月16日（水）、ミッドランドスクエア シネマにて大ヒットロングラン御礼舞台挨拶が行われ、主演の赤楚衛二が登壇。出身地名古屋の観客の前で、撮影時のエピソードなどを語った。

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──公開から3ヶ月を経て、地元での凱旋舞台挨拶となりましたが、今のお気持ちは？

赤楚　本当に嬉しいです。ミッドランドスクエア シネマは学生時代、いろんな映画を観にきました。シートが革でちょっとゴージャスですよね。そんな思い出の場所で舞台挨拶をさせていただけるのは感慨深いです。

──本作は、昨年の夏に撮影があり、今年1月に公開。感動の口コミが広がって3ヶ月のロングラン上映となっています。撮影や、プロモーションの中で思い出に残っていることはありますか？

赤楚　（上白石）萌歌ちゃんがXで弾けていたのがとにかく印象的です（笑）。プロモーションはとにかく楽しかったです。点灯式は初めての経験でしたし、なかなか出られないような番組にも出演させていただきました。皆さん観てくれましたか？HYさんの生演奏付きの舞台挨拶では感動して泣きそうになりました。

──ここからはお客様からお預かりしている質問にお答えいただきたいと思います。

1問目　次の閏年の2028年の2月29日は何をしていると思いますか？33歳最後の日ですね

赤楚　免許証かパスポートか、何かしら大切なカードの期限が切れる時期なので、その更新をしていると思います(笑)

──誕生日の近くだとそうなりますよね。次の閏年までにやっておきたいことはありますか？

赤楚　強いて言うなら、マッチョになっていたいです。これ、ずっと言っていますね。

2問目　年齢や方言など湊を演じるにあたって参考にしたものや影響を受けたものはありますか？

赤楚　参考にしたというわけではないですが、よく寝転がったり音楽を聴きながら自転車を漕いでいるのは、某バスケットボール漫画のキャラクターに似ているなと思ったことはあります。

──確かに湊はよく寝転がっていますが、監督からの指示ですか？

赤楚　指示があった気がします。湊が寝転がるときは落ち込んでいるシーンが多く、気持ちよさそうに寝転がるのは屋上で美海に借りたMDを聴いているときくらいですね。海辺で寝転がるシーンは熱くて火傷するかと思いましたが、全然熱そうな顔してないでしょ？

3問目　湊と美海が、笑顔で海中道路を自転車で走るシーンが大好きです。あのシーンではどんな会話をしていたのでしょうか？

赤楚　どっちが早く走れるか勝負しようぜ、と。相手は女の子だから手を抜くつもりでしたが、本番で思い切り漕いでみたら圧勝しちゃいました。

4問目　地元に帰ってきたと思うのはどんなところですか？

赤楚　新幹線を降りた瞬間名古屋の匂いがします。僕の鼻が敏感なのか、地元の香りを感じます。今日はお昼にひつまぶし弁当をいただいて名古屋を感じましたが、贅沢な品なので住んでいた頃はあまり食べていなかったです（笑）。

5問目　赤楚さんにとって『366日』は一言でいうとどんな作品ですか？

赤楚　恋愛や人生の中でしんどい思いをすることがありますが、過去というものが支えになってくれるので、HYさんの曲とともに背中を推してくれる、“背中プッシュ！”作品です。

6問目 大ヒットロングラン、今のお気持ちを改めて聴きたいです。

赤楚　1月に公開となった作品の話を3ヶ月経った今、ここでできているのは皆さんが愛してくださったおかげです。ありがとうございます。

──それでは最後にみなさんに向けてメッセージをお願いします。

赤楚　今日は名古屋で皆さんとお会いできるということで、最高の身体でお会いしたいと朝7時からジムに行ったので、姿勢がめちゃめちゃ良いです（笑）。HYさんの思いから作られた曲を、みなさんが長い間愛してくださったからこそ映画作品になりました。そしてその映画を皆さんが愛してくださったからこそ、こうやって名古屋の皆さんとお会いすることができて、感謝でいっぱいです。Blu-ray・DVDも発売されますので、これからもずっと『366日』を愛していただけると嬉しいです。