CINEMA
キングダム全国完成披露試写会in名古屋
- 名古屋
信と王騎が名古屋に帰還! サプライズで尾平役の岡山天音も登場
観る者の胸を熱くする物語と大迫力の映像美、そして乱世を駆け抜けていく登場人物たち。天下の大将軍になる夢を抱く少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)を実写化し、数多くの熱狂的なファンを生み出した、映画『キングダム』の集大成にしてシリーズ最高傑作となる『キングダム 大将軍の帰還』が7月12日(金)にいよいよ公開となる。
公開を前に名古屋で行われた舞台挨拶には山﨑賢人と大沢たかお、そしてサプライズゲストの岡山天音が登壇。作品への熱い想いを語った。
1作目より2作目、2作目より3作目… どんどん面白くなる映画『キングダム』
──まずは会場にお集まりの皆さんにご挨拶をお願いします。
山﨑賢人(以下:山﨑) 名古屋の皆さん、こんにちは。みんなで想いを込めて一緒に作ってきた『キングダム』の集大成を観ていただけるのは本当に嬉しいです。今回も大沢さんと名古屋に帰還しました。去年と同じことを言いますが、こんなにたくさんの方にお集まりいただき、軍勢を見ているようです。
大沢たかお(以下:大沢) 前作に続き、約1年ぶりの名古屋での舞台挨拶です。前回は全国をまわり、最後が名古屋だったので、僕たちも疲れ気味でしたが、たくさんの方々に来ていただいて、パワーをもらって東京に帰りました。そして今回は、そんな名古屋の皆さんに最初にお会いできるのを楽しみにしてきました。
──本日は上映前の舞台挨拶ですが、先週東京で行われたワールドプレミアで作品をご覧になった方々の反響はお二人にも届いていらっしゃいますか?
山﨑 たくさんいただいています。「最高だった!」という声もあります。これから皆さんにも観ていただけることにワクワクしています。
大沢 フォトセッションで僕のネクタイが山﨑くんの顔にかかっていたらしく、いろんな方からご指摘を受けまして…。今日謝ったら、「ちゃんとそのネクタイを掴みました」と言っていたので、我々は繋がっているなと(笑)。
──まさに信と王騎のような関係性ですね! 1作目の公開から5年間、どのようにそれぞれのキャラクターと向き合ってきましたか?
山﨑 20代のほとんどを信と一緒に生きてきたので、共に成長したなという気持ちでいます。大沢さんという大先輩が王騎将軍としていてくださって、監督やキャストのみんなにも支えてもらっている自分自身とリンクするところも多いキャラクターですね。
大沢 準備期間を含めると8年になります。その時から僕のデブ化が始まり(笑)、ようやく長いデブ化人生が終焉を迎えそうなので、ほっとしている部分もあります。1作目より2作目、2作目より3作目…と、どんどん面白くなるようにみんなで頑張ってきたので、その集大成であり最終章である今作の公開を前にして、とても感慨深く思っています。
全てのシーンがクライマックス みんなで魂を込めて作り上げてきた集大成
──今作では趙国の総大将・龐煖と飛信隊との戦いが描かれています。そこで、本日はその飛信隊からサプライズゲストが来ていただいています。尾平役の岡山天音さんです!
岡山天音(以下:岡山) この『キングダム』、でらおもろい映画なもんで、最後まで楽しんでってちょーだゃー!
──名古屋弁でのご挨拶ありがとうございます。
岡山 僕としては名古屋弁のつもりだったんですが、たぶん名古屋弁に聞こえていないですね(笑)。羌瘣を演じる清野菜名さんは愛知出身ですが、僕は東京なので…。2作目から参加をしていて、何度か皆さんの前でご挨拶させていただく機会がありましたが、地方ごとに違う熱気がありますね。名古屋はリアクションが大きくて出てきやすかったです。ありがとうございます。
──今作の撮影を振り返ってみていかがですか?
岡山 いつもは信が圧倒的リーダーとして先陣を切ってくれていたので、僕ら飛信隊が信を守るという場面は今作が初めてです。こういったシーンを演じられるのは嬉しかったし、胸が熱くなりました。
──そのシーンの撮影で、山﨑さんと話し合ったりしたことはありますか?
岡山 飛信隊同士ではいろいろ模索しながらの撮影でしたが、信は気絶していたので、山﨑君とコミュニケーションをとるということはなく…。カメラが回っていないときもわりと気絶寄りのスタンスでいたので(笑)。
山﨑 原作を読んでいるときから大好きなシーンだったので、気絶している演技をしないといけなかったのですが、泣いちゃいました。
岡山 そうだったの?
山﨑 そうだった!
──大沢さんは王騎として信と飛信隊を見守ってきましたが、今作の飛信隊はいかがでしたか?
大沢 作られたものではない本物のチームワークは見ていてすごく羨ましかったです。そして信を演じる山﨑君も心から飛信隊を信じていると感じました。本当にいいチームですね。
──それぞれの思い入れのあるシーンを伺いたいです。
岡山 三浦貴大さん演じる尾到と信、二人のシーンはそこから自分も参加した場面に繋がっているんだなと思うと胸に来るものがあります。これまでとは違う、不動の大将ではない王騎の佇まいも圧巻でかっこよかったです。
大沢 シリーズの集大成なので、始まってすぐに、そして最後までクライマックスです。各キャストの想いが詰まったシーンばかりです。
山﨑 それぞれのキャラクターがいろんな人の想いを背負ってその場にいるので全部が印象的ですが、あえて言うなら王騎将軍と二人のシーンですかね。でも、やっぱり全部です!
──撮影現場で王騎の覇気や言葉以外に感じるものはありましたか?
山﨑 言葉にできないくらいすごいのが王騎将軍ですからね。王騎将軍を「でかすぎて解らねェ」と信が評したように、大沢さんの凄さも言葉にできないです。
──最後に皆さんにメッセージをお願いします。
大沢 1分1秒でも早く作品を観てほしいと思っていますが、多分皆さんが一番そう思っていますよね(笑)。みんなで魂を込めて作り上げてきた集大成です。信や嬴政、飛信隊のいろんな側面が見えて、ただ強いだけではない人間たちの物語ですので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
山﨑 僕自身、この『キングダム』、そして信からすごいパワーをもらってきました。観ていただいている皆さんも、一緒に想いを乗せて熱くなっていただけると嬉しいです。
『キングダム 大将軍の帰還』
2024年/日本/146分
監督 | 佐藤信介 |
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原作 | 原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載 |
出演 | 山﨑賢人 吉沢亮 橋本環奈 清野菜名 新木優子 吉川晃司 小栗旬 大沢たかお 他 |
主題歌 | ONE OK ROCK 「Delusion:All」(Fueled By Ramen / Warner Music Japan) |
配給 | 東宝 |
※7月12日(金)よりミッドランドスクエアシネマ他全国東宝系にてロードショー
©原泰久/集英社 ©2024映画「キングダム」製作委員会