特別展「法然と極楽浄土」開催記念
オリジナルしおり・ステッカー配布中

　東京国立博物館にて開催中の特別展「法然と極楽浄土」。その開催を記念した、オリジナルしおりが都内書店で、オリジナルステッカーが都内カフェや和物雑貨店などで、配布されている。

　本展では、2024年に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝や重要文化財を含む貴重な名宝によって、その歴史を辿る。しおりは、宗祖・法然の足跡を辿る長大な聖典・国宝「法然上人絵伝」や、幕末の絵師・狩野一信（1816～63）が羅漢の日常や神通力、仏教世界の様々を西洋画法も用いながらエネルギッシュに描き出した「五百羅漢図」の一部を使用。ステッカーは、国宝「阿弥陀二十五菩薩来迎図（早来迎）」や、法然の一周忌を期して造形された重要文化財「阿弥陀如来立像」の一部を切り取ったデザインになっている。

　また、“極楽”にちなんで風呂桶を彷彿とさせる鮮やかな黄色のステッカーも。これは上野周辺の銭湯や宿泊施設などで展開中だ。

　しおり・ステッカーともに割引券になっているので、ぜひ手に取って展覧会へ足を運んでほしい。