東京・上野の森美術館「兵馬俑と古代中国展」オリジナルステッカーを配布中!

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展覧会「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」が、現在、上野の森美術館で開催中だ。※2023年2月4日(土)まで。

過去最大級のスケールで兵馬俑を紹介

「俑(よう)」とは、生きた人間の姿を木や土に写し取ったもの。古代中国では、死後の世界で被葬者を守るため、俑を添えて遺体を埋葬したのだった。なかでもよく知られるのが、1974年に中国陝西省で発見された秦始皇帝陵の兵馬俑。1人の皇帝を守るために、約8,000体もの一体一体違う顔をした等身大の兵馬俑が地下に並べられていたのだった。

本展では、この世界的に有名な始皇帝の遺物をはじめ、戦国、漢時代を含めた総計36体の兵馬俑が一堂に会する。その中には、かつて11体しか確認されていなかった希少な将軍俑から、日本初公開となる1体も展示されている。

兵馬俑坑

戦服将軍俑 統一秦 秦始皇帝陵博物院 一級文物

貴重な文物とともにめぐる、千年の歴史ドラマ

絶大な国力を有した秦、古代中国の黄金時代を築いた漢、そしてその両帝国の中心地域・関中(現在の中国・陝西省)。本展では、陝西省文物局の全面的な協力のもと、日本の国宝に当たる「一級文物」から、最新の発掘調査による出土品まで、日本初公開を多数含む貴重な文物約200点が集結。漢の武帝が作らせたと伝わる秘宝・鎏金青銅馬など、選りすぐりの名品とともに、兵馬俑が作られた秦〜漢時代の約1,000年に渡る歴史のドラマをたどることができる。

鎏金青銅馬 前漢 茂陵博物館 一級文物

「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」の開催を記念した
オリジナルステッカーを配布中!

現在、都内のカフェ・レストラン、インテリア・雑貨店、映画館などを中心に、本展の開催を記念したオリジナルステッカーを配布中。
イラストは、「古代中国から、兵馬俑のおじさん達が現代にやって来た!」というテーマで、イラストレーターのなかむらるみが描き下ろしたもの。ステッカーは全部で5種類。見かけたらぜひ手に取ってチェックしてみて。
※ステッカーはなくなり次第、配布終了。

なお会場では、この描き下ろしイラストをはじめ、様々なコラボグッズを販売している。どれも思わず欲しくなるものばかりなので、展覧会とあわせて、こちらもお見逃しなく。

●グッズ情報はこちら

日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~
会期2022年11月22日(火)~2023年2月5日(日)
会場上野の森美術館
休館日2022年12月31日(土)〜2023年1月1日(日)
開館時間9:30〜18:00 ※入館は閉館30分前まで
観覧料金一般2,100円、高校・専門・大学生1,300円、小・中学生 900円
お問い合わせ050-5541-8600(ハローダイヤル)
※チケット情報詳細は展覧会公式サイトをご覧ください。