「ジブリの大博覧会 ~ジブリパーク、開園まであと1年。~」が愛知県美術館にて開催中!

  • 名古屋

2015年に愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)を皮切りに、全国巡回を昨年終えたジブリの大博覧会。来年秋の開園を控えるジブリパークのプレイベントとして「ジブリの大博覧会 ~ジブリパーク、開園まであと1年。~」が愛知県美術館にて特別開催中だ。

今回の展示は愛知県初登場のものも多く、6年前の開催時に比べると展示面積は約5倍にもなっている。


特に『天空の城ラピュタ』をはじめ歴代作品の飛行機械を取り上げた「スタジオジブリ 空とぶ機械達展」、ジブリ作品とガラス芸術を組み合わせた「ジブリの幻燈楼」、“腐海の世界”を立体表現した「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」はまさに圧巻。ジブリファンならずとも、必見だ。


NHK Eテレ「デザインあ」の総合指導、21_21 DESIGN SIGHT館長も務めるグラフィックデザイナー・佐藤卓が監修をしている「ネコバスアトリエ」は愛知県初登場の新展示企画。動物の「ネコ」と乗り物の「バス」が合体した「ネコバス」。このような全く関係ない2つのものを合体させてしまうというアイデアを考えるきっかけとして、すでに世の中にあるけれども合体した実例や、愛知県美術館収蔵作品を中心に、新たに制作した作品も含め、古今東西から集めた美術品・工芸品をここでしか見られない空間で展示されている。ぜひ面白い組み合わせでできる何かを想像してみて。


「ジブリパークコーナー」では2023年度オープン予定の「魔女の谷エリア」に誕生する「ハウルの城」に焦点を当て、建築模型が初めて一般公開される。宮崎吾朗監督がどのように二次元のアニメーションから三次元の「ハウルの城」を作り上げていくのか、その過程を通して一足先にジブリパークの雰囲気を感じられる。

本展のチケットは「日時指定予約制」。会場では入場券の販売は行われないので、足を運ぶ際は事前のチケット購入を。

公開を延期していたスタジオジブリ最新作『劇場版 アーヤと魔女』の公開日が8月27日(金)に決定!

スタジオジブリ初のフル3DCGアニメーションで描かれる、スタジオジブリ史上、最もしたたかなヒロイン・アーヤ。その豊かな表情に注目だ。


『劇場版 アーヤと魔女』
出演 寺島しのぶ 豊川悦司 濱田岳平 澤宏々路
原作 :Diana Wynne Jones 田中薫子 訳 佐竹美保 絵 / 徳間書店刊
企画 宮﨑 駿
監督 宮崎吾朗
音楽 武部聡志
主題歌 シェリナ・ムナフ(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
配給 東宝
8月27日(金)全国東宝系にて公開

「ジブリの大博覧会〜ジブリパーク、開園まであと1年。〜」

会期 2021年7月17日(土)〜9月23日(木・祝)
開催時間 10:00〜18:00 金曜は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日 8月2日(月)、16日(月)、9月6日(月)、21日(火)
会場 愛知県美術館[愛知芸術文化センター10階](〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2)
主催 愛知県美術館、中日新聞社
展示協賛 ア・ファクトリー
企画制作協力 スタジオジブリ、三鷹の森ジブリ美術館
入場券 日時指定予約制(詳細は展覧会公式サイトをご確認ください)
お問い合わせ ハローダイヤル050-5542-8600(9:00〜20:00)