エンターテインメントフリーペーパー フライング・ポストマン・プレス

フライング・ポストマン・プレス 東京版

2017/03/08

超巨大作品《スラヴ叙事詩》全20点がチェコ国外初公開!「ミュシャ展」が国立新美術館で開幕。

ミュシャWEB2左:《スラヴ叙事詩「原故郷のスラヴ民族」》 右:ミュシャ展 《スラヴ叙事詩》展示風景 

 

 

現在のチェコに生まれた、芸術家アルフォンス・ミュシャ。彼が晩年の約16年をかけて描き上げた超大作《スラヴ叙事詩》全20作がチェコ国外初公開となる「ミュシャ展」が本日、六本木・国立新美術館で開幕した。

 

ミュシャといえば、美しく洗練されたポスター作品を知る人は多いだろう。その一方で、彼は故郷チェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品を数多く描いてきた。その集大成といえるのがこの《スラヴ叙事詩》だ。

スラヴ民族の始まりからその歴史、現在から未来までー。この作品が人々の勇気と希望となるようにと、ミュシャが渾身の想いをこめた本作は1作品あたりの大きさがおよそ縦6×横8メートルにもなる。

 

図1ミュシャ展 《スラヴ叙事詩》展示風景 

 

会場に入り最初に位置する《スラヴ叙事詩》のゾーンでは、国立新美術館の大空間の中で、一つ一つの作品が壮大な物語と音楽を奏でるような壮大さをもって私たちを包み込む。

作品の美しさと迫力に加えて、描かれるシーンやその描き方には平和主義者であったミュシャの信念がうかがえる。人々が対立するような戦争の場面でも、描かれるのは血や暴力ではなく、むしろ戦争を終えた虚しさや祈りの姿。“人々の絆を破壊することではなく、橋をかけること”を願ったミュシャの想いを、一つ一つの作品から感じ取ることができる。

 

ミュシャWEB3

ミュシャ展 会場 I   展示風景

 

会場ではもちろん、ミュシャの美しいポスター作品なども展示されている。ミュシャが一躍有名になるきっかけとなった、女優サラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」のポスターや、パリ万博への出展作品など、ミュシャファンのみならず、誰もがその美しさに息を飲むだろう。

 

またとない、大充実の展覧会。ぜひ足を運んでもらいたい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業
ミュシャ展

 

2017年3月8日(水)- 6月5日(月)

国立新美術館 企画展示室2E (東京・六本木)

 

■開館時間:10時―18時 ※金曜日、4月29日(土)〜5月7日(日)は20時まで ※入場は閉館の30分前まで

■休館日:毎週火曜日(ただし、5月2日(火)は開館)

■住 所:〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 

■観覧料 (税込):一 般 1,600円( 1,400円) 、大学生 1,200円 (1,000円)、高校生 800円 (600円)

※中学生以下無料

※( )内は前売および20名以上の団体料金

※障がい者とその付き添いの方1名は無料(入場の際に障がい者手帳などをご提示ください)

 

主催:国立新美術館、プラハ市、プラハ市立美術館、 NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社

後援:外務省、チェコ共和国大使館、チェコセンター

協賛:伊藤忠商事株式会社、日本写真印刷

特別協力:堺市

お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

展覧会公式HP:http://www.mucha2017.jp


PR
2017.9.20号
monthly cover artist
デジタルブックを立ち読みする

フライング・ポストマン・プレス HOME