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フライング・ポストマン・プレス 名古屋版

2019/09/19

大ヒット公開中・映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』名古屋舞台挨拶に小栗旬・蜷川実花監督が登壇

☆IMG_1924のコピー

 

 

 

9/13(金)より全国公開となった映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、写真家として活躍する映画監督の蜷川実花が、構想に7年を費やし、天才作家・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を大胆に映画化した話題作だ。主人公の太宰治を演じるのは、今作が蜷川監督と初タッグとなる小栗旬。

9/15(日)、蜷川監督と小栗旬が、映画公開を記念した名古屋での舞台挨拶に登壇した。

 

 

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小栗:新幹線に乗り遅れるトラブルがあったので、名古屋に辿り着けないかもしれないと不安でした。無事に着けてよかったです(笑)。

蜷川監督:皆さん作品をご覧になった後ですよね。今日はよろしくお願いします。

 

 

☆IMG_1890のコピー

 

 

—会場のみなさん、今作品を見終わったところなのですが、小栗さんの色っぽさに会場全体がうっとりしています。

蜷川監督:そうですね。色っぽかったですよね。モニターで演技している姿を観ているので、1番最初の観客として、作品を楽しんでいました(笑)。例えば、3人の女性に対するキスの仕方もそれぞれ違っていて。一緒にいる人によって変わっていく小栗くんが楽しめることもこの作品の魅力の1つだと思います。

 

—太宰治は近代の実在した人物ということで演じづらかった点もあると思います。

小栗:三島由紀夫さんなどは音声や映像が残っているんですけど、太宰さんはほぼ写真しか残っていません。どんな声をしている人なのか自分も想像ができなかったのですが、太宰治の正解が無いからこそ、ある意味演じやすかったですね。

 

—太宰さんのイメージは撮影前と後で変わりましたか。

蜷川監督:肉体をもって演じてくれると、「太宰さんってこういう人だったのかな」って想像できますよね。史実だけ見ると女性を誑かすひどい男性ですが、それさえ抗う魅力がある方だと思います。

小栗:『グッド・バイ」という作品をどのように終わらせて、そのあと、どんな人生を生きようとしていたのか・・・。非常に興味があります。

蜷川監督:彼は、“生きようとしていた人”ではないかと私は思いますね。そのように仮定して作品を作っています。

 

—クスッと笑えるシーンもありました。

蜷川監督:ある意味、彼の人生は、コメディなんですよね。

小栗:完全な喜劇です。

蜷川監督:少しホラーも入ってくるのかな?

小栗:二階堂ふみさんが演じる富栄さんは、後半ホラーです(笑)。

蜷川監督:これが実話であるというところに、背筋がスッと冷たくなるものがありますよね。

小栗:税金が届いた時、「何なんだ、みんな寄ってたかって」と本当に泣いたそうです。

蜷川監督:泣き上戸ですよね。

小栗:興味のつきない人物ですね。

 

☆IMG_1902

 

 

—脇を固める男性陣もとても豪華でしたが、印象に残っているエピソードなどありますか?

小栗:一緒にいるのが多かったのが、成田くんです。彼はよく、撮影現場の外を走っていましたよ(笑)。1つの場所にいるのが苦手なのか、エネルギーが有り余っていたのか(笑)。僕は作品が後半になるにつれて体力が無くなっていったので、隅でずっと座っていましたけど、彼は重たい縄跳びとかもしていました。

蜷川監督:本当に小栗くんと成田くんは仲が良いです。

小栗:すごく仲良くなりました。成田くんは愛嬌があって、とても可愛いです。

 

—小栗さんと成田さんがお祭りで対峙するシーンも印象的でした。

蜷川監督:何テイクも撮影を重ねることになって、長回しをクレーンで撮影したのですが、エキストラさんもたくさん参加していたので、ふたりとも緊張していたみたいです。イヤホンから「絶対に間違えないようにしような!」という会話が聞こえてきて(笑)。

小栗:あの撮影はシビれましたね。「ここで止まってほしい」というすごくシビアな立ち位置の指定などもあって。

 

—藤原竜也さんとの2シーンも素晴らしかったです。

小栗:竜也が「何で俺がお前の映画に出なきゃいけないんだよ」と言っていました(笑)。でも竜也はやっぱりすごいです。彼は観る人の視線を集める力があるんですよね。

蜷川監督:1シーン目と2シーン目で芝居の作り方が違うんですよ。すごく見応えのあるシーンになっていると思います。

 

 

—現場の雰囲気はいかがでしたか。

小栗:素晴らしいスタッフに囲まれて、僕たち演者は「ただ行けばいい」と思えるくらい、蜷川さんの現場環境は最高でした。

蜷川監督:緊張感はあるけど、ピリピリはしていなかったかな。小栗くんが後半になるにつれてやつれていった時は心配しました。

小栗:その時はピリピリしてたかな・・・?

蜷川監督:いや、そんなことないよ。小栗くんは座長として、常にいい空気感を作ってくれていました。撮影が終わるとモニターにすっと来てくれて、一緒に確認もしてくれて。

小栗:りえさん(宮沢)も監督の近くにずっといましたよね。

蜷川監督:そうですね。なかなか演者が監督やモニターの近くに来てくれることは少ないのですが、この現場では役者さん達がすごく近くにいてくれて、嬉しかったです。成田くんも謎のチューイングガムをくれたり(笑)。

 

—最後に会場のみなさんにメッセージをお願いします。

蜷川監督:7年かけて構想してきた作品がやっと形になりました。映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』を、ぜひ身近な方にオススメいただけたら嬉しいです。本日はありがとうございました。

小栗:この作品をみなさんに愛してもらって、色々なところで話題になってくれることを願っています。ありがとうございました!

 

 

 

 

 

【STORY】

天才作家、太宰治。身重の妻・美知子とふたりの子どもがいながら恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返すー。その破天荒な生き方で文壇から疎まれているが、ベストセラーを連発して時のスターとなっていた。太宰は、作家志望の静子の文才に惚れこんで激しく愛し合い、同時に未亡人の富栄にも救いを求めていく。ふたりの愛人に子どもがほしいと言われるイカれた日々の中で、それでも夫の才能を信じる美知子に叱咤され、遂に自分にしか書けない「人間に失格した男」の物語に取りかかるのだが・・・。今、日本中を騒がせるセンセーショナルなスキャンダルが幕を明ける!

 

 

【映画情報】
映画『人間失格 太宰治と3人の女たち
監督:蜷川実花
出演:小栗旬 宮沢りえ 沢尻エリカ 二階堂ふみ
成田 凌/ 千葉雄大 瀬戸康史 高良健吾/ 藤原竜也
主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「カナリア鳴く空feat.チバユウスケ」(cutting edge/JUSTA RECORD) 
企画:松竹
配給:松竹 アスミック・エース

© 2019 『人間失格』製作委員会

 

 

映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は大ヒット公開中!!

 


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