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フライング・ポストマン・プレス

2014/06/25

【ライブリポート】10カ月に渡ったAcid Black Cherry Project『Shangri-la』、ここに完結――

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 Acid Black Cherry Project 2014

『Shangri-la』Final Season

2014年6月15日(日)

at:国立代々木競技場第一体育館

 


 

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“君が笑顔になるなら唄いたい 君の街で――”という想いで昨年8月からスタートしたAcid Black CherryのProject『Shangri-la』。日本全国を5ブロック・5期間に分け全都道府県を約10カ月かけて回り、その後、東名阪で行ったEncore Season~Arena tour~を経て、Final Seasonとなった6/15(日)の国立代々木競技場第一体育館2日目。

この日は、バッキバキのギターリフからスタートする『ジグソー』で幕を開けた。その後『ピストル』と続き、激しく重いサウンドで初っ端からフロアはヘドバンの嵐! グンと一気に会場の熱が上昇した!

短いMCを挟んだ後に『楽園』、続く『蝶』では、広い天井全面に真っ赤な蝶と花びらが官能的に舞う演出で、ABCらしい妖艶な世界観が会場を包む。

ライブの中盤で唄い始めたのは、今年3/11に発売された最新シングル『君がいない、あの日から…』と2ndアルバム『Q.E.D.』に収録されている名バラード『Maria』。yasuの透き通った唄声が会場中に響き渡ると、吐息ひとつも聴き逃したくないというファンの熱い想いがこちらにもビシビシと伝わってきた。

 

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ファンからの質問にABCのメンバーが答えるコーナーでは、当日が「父の日」だったこともありメンバーそれぞれが父親とのエピソードを披露し、会場は大いに沸く。

後半、“まだまだ飛ばすぞ!”の掛け声からスタートしたのは、激しいイントロから心拍数が上がる『Greed Greed Greed』。『罪と罰 ~神様のアリバイ~』『Black Cherry』と畳みかけ、フロアの興奮はMAXに! そして本編ラストはこのProject『Shangri-la』の象徴曲『シャングリラ』。緑のレーザービームが広い会場一面を包み込み、その儚くも美し過ぎる景色は、yasuが夢見た理想郷なのかもしれないと強く感じた。

 

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その後、本ツアーで恒例となったお客さんからのリクエスト曲をプレイするアンコールでは、“ありえない!”の大合唱となった『Bit Stupid』と遠距離恋愛中のカップルからのリクエスト『優しい嘘』を披露。

最後のMCで、今回のプロジェクトに賛同してくれたスタッフ、メンバー、お客さんへの深い感謝を口にしたyasu。また、「今回はド派手なステージ演出は控え、(『シャングリラ』の歌詞内にある“光と命のユートピア”を)光と映像、“光は照明”、“生命はライブ”をこのプロジェクトで表現したかった」と語った。ロック、バラード、エロスで魅せるステージと軽妙な関西弁トークと本音で語るMC。ふと見渡すと、会場にいるお客さんはみな笑顔になっていた。

一大プロジェクトを無事に終えた今、これからのAcid Black Cherryに期待しかない。


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