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2014/09/18

ウメズ・ワールド炸裂! 楳図かずおの初監督映画『マザー』が9/27(土)より公開

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『おろち』『洗礼』『漂流教室』。これまで手がけてきた物語は、国内外を問わず熱い支持を集めてきた漫画家・楳図かずお。言わずと知れた恐怖漫画の巨匠が『マザー』で映画監督デビューを果たす。しかも、自らの創作の秘密を解き明かす自叙伝的ストーリーを自ら書き下ろした上で。これは、ファンならずとも見逃せない貴重な一作になること間違いない。

 

 

歌舞伎俳優の片岡愛之助が演じる主人公は、監督その人自身。つまり、漫画家・楳図かずおがこの映画の主人公だ。とある出版社から楳図かずおの生い立ちを本にしたいというオファーが舞い込み、その担当編集者の女性は彼の故郷へと取材旅行に旅立つ。そして、取材をする内に楳図かずおの創作の原点には、今は亡き彼の母があると気付いていく…。

 

 

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いい意味で、ホラー映画の王道を突いた演出。窓ガラスにいつの間にか付いている女の手の跡に、不気味な人影、周囲に漂う紫色の煙といったビジュアルの仕掛けだけでなく、マザーコンプレックスや性的トラウマを物語に取り入れ、観客を倒錯的な世界へと引き込んでいく。

だがどんなに世界が歪んでいても、映し出すのは偽りない愛であるというのがまた“らしい”ところ。

身も凍るような恐怖と、幻想的な美しさが両立する独特のビジュアル・ワールドの中、繰り広げられる母と息子の物語。その愛の軌跡には、鳥肌が立つような恐怖心と同時に胸を締め付けられるような切なさを味わうことができるはず。

 

漫画という二次元の世界から、映画という三次元の世界へと表現の場が変わっても、“ウメズ・ワールド”は健在! 御年78歳にしてその力衰え知らず。広大な創造の世界へと旅立とう。

 

 

 

『マザー』

http://mother-movie.jp/

’14//83分 

監督・脚本:楳図かずお

出演:片岡愛之助、舞羽美海、中川翔子(友情出演)/真行寺君枝、他

※9/27(土)より全国公開

(C)2014「マザー」制作委員会

 


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