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2014/02/21

アマンダ・セイフライドが伝説のポルノ女優リンダ・ラヴレースの激動の生涯に挑む! 映画『ラヴレース』が3/1(土)より公開

ラヴレース:メイン

 

リンダ・ラヴレースという女優をご存知だろうか?

1972年アメリカ、人々はリンダ・ラヴレースの初主演映画を観るため、こぞって映画館へと足を運んだ。その映画の名は、『ディープ・スロート』。アメリカ史上最もヒットしたポルノ映画だ。この1本により、’70年代アメリカにおける“性の解放”の象徴として一躍スーパースターとなったリンダ・ラヴレース。映画『ラヴレース』では、そんな伝説のポルノ女優の真実の姿を映し出している。

 

とは言え、本作を観る際にはポルノ女優というセンセーショナルなテーマに惑わされることなく、ひとりの女性としてのリンダ・ラヴレースの生き様に注目して欲しい。

敬虔なカトリックの家庭で育ったリンダ・ボアマン(アマンダ・セイフライド)は、チャック・トレイナーという男性と恋に落ち、ほどなくして結婚。夫となったチャックは、性的にうぶな彼女にセックスの快楽と秘技“ディープ・スロート”を教え、さらに驚くべきことに自身の妻であるリンダをポルノ映画に出演させてしまう。

 

ラヴレース:サブ2

 

実話をもとにした本作の監督は、ロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマン。真実をとことん追求するドキュメンタリー作品に定評のあるふたりが、華麗なスターダムの裏側にあるリンダの本当の姿を生々しく浮き彫りにしていく。映画の前半と後半でコントラストのまったく異なる演出に衝撃を受けると同時に、彼女の抱えていた痛みや苦しみが深く胸を打ち、すっと心の奥に沁み込んでくる。

 

そして、なんと言っても主演アマンダ・セイフライドの覚悟の熱演に惚れ惚れする。『マンマ・ミーア!』(’08年)のソフィや、『レ・ミゼラブル』(’12年)のコゼットなど、清楚な役柄の多かった彼女が、今回は果敢にも“実在したポルノ女優”という難役に挑戦している。大胆な露出やベッドシーンはもちろん、突然ポルノ映画に出演することになった女性の葛藤や戸惑いの表現も実に見事。何より、ポルノ女優としてではなく、“ひとりの女性として”生きることを決意したリンダを演じるアマンダは、“女性の生き方”を痛いほどに体現。リンダの想いを受け継ぐかのようなアマンダの勇敢さは、本作を“女性が観るべき映画”として昇華させている。

 

ラヴレース:サブ1

 

リンダ・ラヴレース――彼女が貼られたポルノ女優というレッテルの下には、どこにでもいる普通の女性というれっきとしたアイデンティティがある。“ポルノ女優”という色眼鏡をはずして観れば、女性の弱さ、そして強さをより身近に感じることができるはず。

ポップなファッションや音楽で華やかに彩られた’70年代アメリカの舞台裏で、じっと息を潜めていたリンダ・ラヴレースの心の声に耳を傾けてみよう。

 

 

 

 

『ラヴレース』

http://lovelace-movie.net/

’12年/米/93分 R18+

監督:ロブ・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン

出演:アマンダ・セイフライド、ピーター・サースガード、シャロン・ストーン、ジェームズ・フランコ、他

※3/1(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

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