エンターテインメントフリーペーパー フライング・ポストマン・プレス

フライング・ポストマン・プレス

2013/07/26

カリスマラッパー“スヌープ・ドッグ”の再生の旅を追ったドキュメンタリー映画が7/27(土)より公開!


「俺の人生はステージだ。ステージでライヴをやり、人生のステージを進む。それが生き方だ」

 

のっけから掴まれる。渇いた喉を潤す水のように、言葉が心に沁み入ってくる。

 

ヒップホップ界のカリスマであるラッパーのスヌープ・ドッグ。1990年代初頭から世界のヒップホップ・ミュージックをリードし続けた彼が2011年の夏に突如、レゲエミュージシャンへの転向を発表。音楽業界を揺るがせた。

“スヌープ・ライオン”という新たな名で活動することになった彼は、レゲエの発祥の地であるジャマイカへと旅に出る。本作はそんな旅の一部始終を追ったドキュメンタリー・ムービーだ。


 

彼がジャマイカの地で訪れる場所は、かなりディープだ。レゲエの神様、ボブ・マーリーが若かりし頃に暮らしていたトレンチタウンやチボリ・ガーデン、大麻農場、貧しい子どもたちに教育を受けるチャンスを与える学校、そしてラスタが集まる集会…。どの場所においても、彼はあたかも故郷を訪れているようなリラックスした表情を浮かべ、人々に愛と尊敬の念をもって接していく。彼はこう言う。

「俺は死ぬ前に愛されたい。それには愛することだ」

彼が心を開いて人を愛するからこそ、人々も彼を愛し、心を開いて自らの苦悩をさらけ出し、その豊かな経験を余すところなく語るのだろう。一つひとつのエピソードの濃厚さに、目もくらむほどの思いがする。

 


レゲエミュージシャンに成ろうとするその旅路において、彼は自らの過去も振り返ることになる。母に厳しくしつけられた少年時代、ギャングとして名を馳せた青春時代、銃撃事件での逮捕騒動、そして親友の死…。その過去は決して愛と平和に満ちていたわけではない。むしろ、地を這うような苦しみに満ちたものだ。でもそんな過去こそが、今の彼の音楽活動を築いているものだと本作は教えてくれる。彼はこうも言う。

「苦悩するアーティストは、人に届く」のだと。

 

ひとりのミュージシャンの揺るぎない決意を、彼にしか言い表せない独特の言葉と、ラブ&ピースな音楽によって紡ぎ出した本作。ぜひ、ニューアルバム『スヌープ・ドッグ/ロード・トゥ・ライオン』と合わせて楽しんで欲しい。

 

 

 ●『スヌープ・ドッグ/ロード・トゥ・ライオン』

http://www.kadokawa-sound.jp/snoop-lion/

’12年/米/96分 R-15

監督:アンディ・キャッパー

出演:スヌープ・ライオン(スヌープ・ドッグ)、ドクター・ドレー、ディプロ、バニー・ウェイラー、ダミアン・マーリー、他

※7/27(土)よりシネマライズ他全国順次公開


(C)2013 VICE FILMS, INC., SNOOPADELIC PICTURES, INC.



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