エンターテインメントフリーペーパー フライング・ポストマン・プレス

フライング・ポストマン・プレス

2012/11/15

ヒューマンサイコスリラー『ドリームハウス』でダニエル・グレイグ、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズが初顔合わせ!


切ない人間ドラマと、精神の崩壊からくる底なしの恐怖。“007シリーズ”でおなじみの俳優ダニエル・グレイグ主演の最新作は、その両者ともに楽しめる“一度に二度おいしい”ヒューマンサイコスリラーだ。

 

家族との時間を大切にするため仕事を辞め、郊外の家に引っ越したウィル(ダニエル・グレイグ)。しかし、その家ではかつて、父親を除く家族全員が惨殺された忌まわしい事件が起こっていた。最初は気にしていなかったウィルだが、子どもたちが幽霊のようなものを目撃したり、不審な男が家の周囲に現れたりと不気味な出来事が相次ぐようになる。ウィルは家族を守る為に真相解明に乗り出し…というのが筋書き。


一旦スイッチが入ると物語はノンストップで動き出す。次々と襲いかかる恐怖、謎が謎を呼ぶ先の見えない展開に、観ているこちらの心拍数は崩壊寸前! 主人公ウィルと共に、絶望的な“恐怖のスパイラル”に追い詰められていく。


 


主人公ウィルを演じるダニエル・グレイグの鬼気迫る演技、ウィルの妻を演じるレイチェル・ワイズの静かな狂気、そしてウィルの隣人を演じるナオミ・ワッツの怪しい眼差しも、恐怖を倍増させる要因に。それぞれがまったく異なる手法で“恐れ”を表現。どれひとつとして似た演技はなく、その引き出しの多さには思わず舌を巻く。

 

さらに、『父の祈りを』などを手掛けた名監督、ジム・シェリダン監督の演出も恐怖感をあおる要因となっている。耳をつんざくようなヒステリックな音や、主人公の背後に得体の知れない何かが迫る描写など、ヒッチコックばりにサイコスリラーの定石をちりばめつつ、どこか詩的なアプローチで物語に深みを持たせたシェリダン監督。オスカーノミネート常連監督の職人技に拍手を送りたい。


 


現実と幻覚の境界線で揺れ動き、ふと気付いた時には誰もが“ドリームハウス”に囚われた住人に。巧妙に張り巡らされた伏線が集約する時、物語は衝撃のクライマックスへと走り出す。最後にウィルが辿り着く真実とは――!? 気力、体力共に充実させた上で、ぜひ劇場でチェックを。

 

 

 

『ドリームハウス』

www.dreamhouse-movie.com

’11年/米/92分 

監督:ジム・シェリダン

出演:ダニエル・クレイグ、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズ、他

※11/23(金・祝)より全国公開

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