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フライング・ポストマン・プレス 関西版

2019/02/06

【映画】稲垣吾郎が近鉄電車について熱く語る!?映画『半世界』舞台挨拶レポート

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HANSEKAI

 

39歳という年齢の男3人の視点を通じて、「人生半ばに差し掛かった時、残りの人生をどう生きるか」という誰もが通るある地点の葛藤と、家族や友人との絆、そして新たな希望を描く完全オリジナルのヒューマンドラマ『半世界』が2月15日(金)に公開される。公開に先駆け1月31日(木)TOHOシネマズ梅田では、主演の稲垣吾郎、阪本順治監督が登壇した舞台挨拶が行われた。

 

チケット販売時には約5,000件もの応募が殺到し、即完売となり、この映画館で最も大きいスクリーンで、満席となった客席からの割れんばかりの拍手の中、ふたりが登壇。ぴったりと息の合った掛け合いで盛り上がったイベントの模様をレポート!

 

 

(MCからの紹介で、満員の客席からの大歓声の中登壇したふたり)

 

稲垣「こんばんは。こんなに人がいると思っていなくて、すごく嬉しいです。舞台挨拶にお越しいただきありがとうございます。限られた時間にはなりますが、楽しいお話もできればと思っておりますので楽しんでいってください」

 

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阪本「こんばんは。無理にこっち見なくていいですから(笑)。 大阪出身なので大阪の怖さはわかっていますので。20 年前に藤山直美さん主演『顔』という映画が大ヒットして喜んで劇場にいったら満席で入れなかったおばちゃんが受付で“立見やったら300円まけて”と怒鳴っていて“これが大阪”と思いました。これから稲垣くんが僕より面白いことを言ってくれますので(笑)」

 

稲垣「いやいや(笑)」

 

――(稲垣さんへ)阪本監督とは初タッグなのでしょうか?

 

稲垣「初めてです。香取慎吾くんからうわさでは聞いていました(笑)。もちろん映画ファンなので阪本監督のことは知っていましたが、香取くんはああ見えて人見知りなのでプライベートでは監督とか共演者の方と仲良くなるのは本当に珍しいのですが、監督のことは“阪本監督、阪本監督”と、とても心を開いていたのでどんな方なのかと気になっていました」

 

阪本「慎吾くんとはふたりでごはんも行きました。最初はすごくびくびくしてやってきましたけどね(笑)。 僕はもともといつも俳優さんと1対1でごはんに行かせてもらうようにしていて、今回も行きました。 先に“俺ってこういう人間なんよ”とバラすようにしているんです」

 

稲垣「僕たちの一番最初の打合せはホテルだったじゃないですか。最初すごく緊張しました。ふたりっきりだったので」

 

阪本「え、そういう意味で?」

 

稲垣「それもありますね(笑)。最初はプロットをしっかり読むのに時間がかかるのでその間“監督こっち見てる”、と緊張してしまいました」

 

阪本「それは提出したこちらも緊張していましたよ。実はあの時、視界に入らない位置で酒飲んでたもん」

 

稲垣「本当ですか、気づかなかった(笑) 」

 

阪本「“僕が炭焼きですか?”って言われたらどうしようかと思った。“ピザ焼きにする?”って(笑)」

 

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――去年の2月15日にクランクインして1カ月、三重県の山の中での撮影だったんですよね?

 

稲垣「伊勢神宮までは電車で、そこから車で1時間ぐらいのところで撮影しました。いままで見たことのない、タイムスリップ感のある不思議な土地でした。 撮影現場にはずっと近鉄線に乗っていっていたので愛着が湧きました。 すごく古い車両と妙にスタイリッシュで新しい車両がはっきり分かれていて今日はどっちかなと楽しみにしていて。 古い車両の方が心落ち着いて好きでした。座り心地は新しい車両の方がいいんですけどね(笑)。ちょうどそのころ『クソ野郎と美しき世界』も撮っていたので行ったり来たりしていて、香取くんも撮影がどんな感じか興味を持っていましたよ」

 

――(稲垣さんへ)炭焼き職人の役柄はいかがでしたか?

 

稲垣「面白かったです。炭とかいじるのって落ち着くじゃないですか。実際の炭を使っている釜を貸していただいたんですが、作業状況によって撮影時間がずれることもあって、出産みたいで面白かったですね。炭が出来上がるシーンは夜中の3時とかに撮影しましたね」

 

阪本「釜の横の小屋に一晩中待機してね。いったん出し始めると止めれないから。12時間ぐらいは休めないのを独りでやってらっしゃる」

 

稲垣「炭になる木の伐採も実際にやらせてもらって、人生で初めてチェーンソーを持ちました。 箸と指揮棒より重いもの持ったことないのに(笑)」

 

(フォトセッション中も、稲垣さんは“Twitter等に載せて『半世界』を広げてね、全世界に!”“投稿する時は僕にチェックさせてください”“実際よりもきれいに見えるように加工して載せてください”と観客を盛り上げ、撮影後には前方の観客のカメラ を実際に確認する一幕も)

 

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――最後にご挨拶をお願いします。

 

阪本「つぶやきっていうのはスマホじゃなくてもできます。横断歩道で見ず知らずの人とすれ違う瞬間に“半世界”って一言。ついでに友達と電車に乗っている時に“今日ほんま寒かったね。半世界”。どんな方法でもできます、こんなこと大阪の舞台挨拶でしか言わないですけどね(笑) 。タイトルに込めたことやこの映画で何をしようとしているか理解した上で還暦と30 周年記念映画でもありますので楽しんで帰ってください」

 

稲垣「そんな監督の記念すべき30周年作品に主演で出させてもらって本当に嬉しく思っています。 着想から考えると一昨年から始まった映画でスタッフたちと本当に我が子のように育て上げた映画ですので、みなさまにも気に入っていただけると思います。想いのある映画なので多くの方に観に来ていただければと思っております。今日はありがとうございました」

 

«Movie Information»

『半世界』

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脚本・監督:阪本順治

出演:稲垣吾郎、長谷川博己、池脇千鶴、渋川晴彦/小野武彦、石橋蓮司、他

製作・配給:キノフィルムズ

 

※TOHOシネマズ 梅田、TOHOシネマズ なんば他にて2月15日(金)より全国公開

©2018「半世界」FILM PARTNERS

 

OFFICIAL WEBSITE

http://hansekai.jp/

 


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