エンターテインメントフリーペーパー フライング・ポストマン・プレス

フライング・ポストマン・プレス

2015/12/21

【インタビュー】1stアルバム『存在証明』でさらに存在感を増した赤色のグリッターに迫る。

「一番証明したかったのは僕自身であり、赤色のグリッター一人ひとり。そういう思いで一曲一曲を書きました」

 

 

アー写 (1280x1023)

 

12月2日にファーストアルバム『存在証明』をリリースした赤色のグリッター。生きた言葉を伝える感受性豊かなボーカルを鮮烈かつ誠実なバンドサウンドが支える。“自分とはなんなのか?”、真摯に自己探求しつつ書き上げたピュアでストレートな歌とメッセージ。弱冠二十歳の鋭くみずみずしい感性と現在の心境を探る。

 


 

―― ファーストアルバム『存在証明』は、冒頭からエレクトロな音が流れ出して、とても意外性がありました!

 

佐藤(Vo.&G.)「“赤色のグリッターってこういうこともできるんだ!”って、良い意味で裏切るのが好きなんです。僕、電子音もけっこう好きなので、『introduction』は基本的に打ち込みで作っていきました。夏に配信リリースした『海より』も思い切ってポップにしてみたら、自分たちの幅が広がったし、これからも聴く人を飽きさせないように、どんどん良い意味で裏切っていきたいです」

 

―― 今作からプロデューサーに浅田信一さんを迎えていますが、何か変化はありましたか?

 

佐藤「今までずっと4人でやってきて、第三者を入れるというのは初めてだったので、自分の部屋に誰かを招き入れるような緊張感があったんですけど。浅田さんはすごい気さくな人で、押し付けるような感じじゃなくて…」

 

クラカズ(Dr.)「僕らの中から引き出してくれる感じで、ちゃんと待っていてくれるんです。基本的に曲自体は変わってないんですけど、ギターのコードをきれいに整えてくれたりしてますね」

 

佐藤「それでリード曲の『神様の涙』は、サビのコードがけっこう面白くなっています」

 

―― アレンジ面に関しては?

 

クラカズ「4人で作ってた時はもうちょっと単調だったけど、浅田さんがアドバイスをしてくれたことで、良い意味で耳に残るアレンジが生まれましたね。ソリッドにするところはよりソリッドにしてるし、ギミックで効果音を入れたりしています」

 

―― 今作に収録されている曲を書いたのはいつ頃ですか?

 

クラカズ「シングル『未来飛行機』を出した後ぐらいからですね」

 

佐藤「今年になってからできた曲ばかりです」

 

―― アルバムの中で特に思い入れのある曲というのは?

 

クラカズ「まずひとつは『ボディーソープ』。自分が洗い流されるような美しい曲だなと思って、個人的にすごい好きです。もうひとつは『泣くなよ』。曲調はポップだけど、すごい重大な言葉が乗ってるので、レコーディングやライブのときも、自分に言われてると思いながら演奏してます」

 

佐藤「僕は『神様の涙』かな。自分が悔しい思いをした時に書いたんですけど。この曲に自分自身も助けられたので、すごい大切な曲です。それと、『風は突然に』。いつさよならが来るか分からないし、“永遠”っていうのは存在しなくて。もしかしたら、明日死んでしまうかもしれないから。言いたいことは言いたいと思った時に言おう!って思って、この曲を書きました」

 

―― 『風は突然に』には、次につながっていくような思いや余韻を感じました。

 

佐藤「実は、アウトロが裏歌詞のようになっていて、“僕らはずっと探していくんだ”って聞こえるように作ったんですよ。終わり方も、思いがあふれ出るように、足音が聞こえてくるようなアレンジにしました。いつもライブでは最後にやっている曲なので、アルバムの最後を締めくくってくれるんじゃないかなと思ってます」

 

―― “僕らはずっと探していくんだって聞こえるように作った”ということですが、探しているものとは?

 

佐藤「“自分ってなんなんだろう?”って、ずっと探してます。そう思ってバンドも始めたんですけど。せっかく表現できる立場にいるから、自分と同じような思いをしている人を代弁してあげたいっていうのもあって。そうすれば、いつか自分のことがわかるんじゃないかって…。でも、わかりたいんですけど、わかりたくもない気持ちもあるんですよね。わかってしまったら、もう何も生まれてこないような気がして…。それを探すためにバンドをやっているので。だからずっと探していたいです。そういう思いでやっています」

 

―― そういう話を普段からバンド内でしているんですか?

 

クラカズ「あんまりしないです、普段はみんなでワイワイしてますね。でも、(佐藤)リョウスケの書く歌詞に分かりやすく出てくるし、ずっと近くにいるので、できるだけ汲み取るようにして。その思いを誰かに伝える作業を手助けできるように心がけて、いま歌詞が昔よりちょっとニュアンスが変わってきてるのがわかるんです。コアな部分は変わらないんですけど、伝え方とか表現方法とか、範囲が広がりつつあるので。そういうことを感じつつやってますね」

 

―― 歌詞に対する思いが強いようですが、演奏面で聴いてほしいところは?

 

クラカズ「『クローバー』は、二番が終わった間奏に、ジャズフレーズが入るんですけど、そこはちょっと聴いてほしいですね。僕らほとんどジャズなんかやったことないんですけど、最初になんとなく覚えたてのジャズっぽいのをしてたら、少しずつ広がっていって。それ使ったら面白いねって感じでできたんです」

 

―― 佐藤さんの歌唱法が独特で、生きた言葉が耳に入ってきます。歌う時に何か意識していることはあるんですか?

 

佐藤「いつも、その曲の中に広がる景色を思い浮かべて歌ってます。よく携帯で自分の歌声を録音するんですけど。ただなんとなく歌っても何も伝わらないような気がして…。目の前の人に語りかけるようなつもりで歌ってますね」

 

―― 目の前の人っていうのは?

 

佐藤「一曲一曲違いますね。自分が今まで出会ってきた人だったり、映画の中の登場人物だったり、いろいろ。全部曲にしようと思って、生きてます(笑)。例えば、すごいむかつくことや、悔しかったことがあったとしたら、それを曲にして発散して、昇華するっていう…」

 

―― それを昇華したときはどんな感じ?

 

佐藤「楽しいな!ざまあみろ!みたいな(笑)」

 

―― (笑)そうなんですね。それはなんとなくわかる気がします。ところで、アルバムタイトルを『存在証明』に決めたタイミングはいつですか?

 

佐藤「レコーディングが終わった後も、すぐには決まらなかったんです。自分のイメージとしては漢字四文字にしたいっていうのもあって。9曲通したときに、“今しか言えない叫び”だとか、“認めてほしい”っていう感じがあって…。『息をとめる』の歌詞の中に“存在証明を”っていう言葉が出てくるんですけど。これしかないじゃん!って思って決めました」

 

クラカズ「リョウスケが曲を書いてくれてるので、タイトルもリョウスケの言葉で決めてくれたほうが説得力があると思っていて。そういう部分は任してます!」

 

―― “存在証明”したいのはこのバンドそのもの?

 

佐藤「一番証明したかったのは僕自身であり、赤色のグリッター、一人ひとり。そういう思いで一曲一曲書きました」

 

―― そんなアルバムが完成して、これからどんな人に届けていきたいですか?

 

佐藤「幅広く全世界中のpeopleたちに届けたいですね。同世代だけじゃなく、日本だけでもなく、僕は全員に認められたいので」

 

クラカズ「大人の人からしたら、“まだまだ若者の叫び”って言われちゃうのかもしれないけど、万人に届くものができたなと思います」

 

―― これからバントとして大切にしていきたいことは?

 

クラカズ「リョウスケは感受性が豊かで、アンテナが敏感なので。これからもどんどん良い歌詞を書いてくれると思ってるので。僕たちはそれをより伝えられるように、良い演奏をしていけたらいいなと思います」

 

佐藤「僕は、楽しいバンドでいたいです。やっぱり好きなことだから始めたんで、僕たちが楽しいのが一番いいし。僕たちが楽しかったら、お客さんもきっと楽しいと思うので。音楽を鳴らした瞬間の気持ちを忘れないでいたい。ずっとライブバンドでいたいですね」

 

―― ライブに関してはどのような意識でやっていますか?

 

クラカズ「僕たちはライブが一番の武器だと思っています。ライブの後はみんなで反省会をして、それが次の日のライブで実践できるので、ライブをやればやるほどバンド力は確実に上がっていくし、やりがいがあって楽しいです。ツアーへ行くと、一歩ずつ成長することがあるなというのを感じます。イベントだと違うバンドを見に来た人もいらっしゃるので、そういう人たちにも僕たちの歌が届けばいいなって思って。毎回ライブ前にみんなでミーティングをしてステージに出ています」

 

佐藤「聴いてくれる人がいないと僕らの存在意義ってないじゃないですか」

 

―― そういう思いは当初から変わらず?

 

佐藤「初めてのライブの時は、床に向かってガムシャラにライブをしてましたね」

 

クラカズ「お客さんがいなかったからね。でも、その時の経験が今も生きているんです。一人でも来てくれる人がいると、ライブをする意味が生まれるので。今でも“お客さん一人ひとりに向かってやる!”っていうイメージは、メンバー全員で共通しています」

 

―― このアルバムを引っさげて全国ツアーが12月18日から始まりますね。

 

佐藤「いい旅に出たいです!全力で頑張ります!今は認めてもらいたい一心でアルバムタイトルもつけましたし、ここからがスタートラインだと思ってます」

 

―― では最後に、2016年の活動の目標は?

 

佐藤「夢は大きくいきたいと思うので、Zeppツアーをやりたいです!」

 

クラカズ「やります!頑張りましょう!」

 

interview & Writing by Amy Nonaka

 

 

 

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赤色のグリッター (あかいろのぐりったー)

佐藤リョウスケ(Vo,gt)、鈴木陸生(Gt,cho)、クラカズヒデユキ(Dr,cho)、 渡辺明日香(Ba,cho)からなる4人組。2012 年 12 月、 千葉県柏市にて結成。 何度かのメンバーチェンジを経て2013 年 7 月に現在のメンバーとなり本格的に活動を始める。2015 年 12 月 2 日ファーストアルバム『存在証明』をリリース。ヴォーカル、 佐藤リョウスケの圧倒的な存在感と放つヴォーカリゼーションを最大の武器に、艶やかなギターサウンドと誠実かつ純粋なリズムセクションが折り重なり、 聴くものの心に鮮やかな爪痕を残す。

 

オフィシャルHP:http://akaironoglitter.com/

 

 

 

『存在証明』

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【収録曲】

1. introduction 

2. 神様の涙

3. 海より

4. ボディーソープ

5. 息をとめる

6. クローバー

7. continue

8. 泣くなよ

9. 風は突然に

 

¥2,000(税別)

PECF-3158

 

※now on sale

 

 

 

★LIVE SCHEDULE

 

<赤色のグリッター1st ALBUM 「存在証明」リリース ~心の置き場所ツアー~【前半戦】>

●2016 年01 月16 日(土)  岩手 盛岡the five morioka

出演: 赤色のグリッター / BURNOUT SYNDROMES / LILI LIMIT / Bentham

●2016 年01 月17 日(日)  宮城 仙台enn 3rd

出演: 赤色のグリッター / BURNOUT SYNDROMES / LILI LIMIT amd more

●2016 年01 月23 日(土)  大阪 福島LIVE SQUARE 2nd LINE

出演: 赤色のグリッター / BURNOUT SYNDROMES / LAMP IN TERREN

●2016 年01 月24 日(日)  名古屋 池下CLUB UPSET

出演: 赤色のグリッター / BURNOUT SYNDROMES / LAMP IN TERREN

 

<赤色のグリッター1st ALBUM 「存在証明」リリース ~心の置き場所ツアー~ 【中盤戦】>

Brian the Sun 「シュレディンガーの猫」リリースツアー『マタタビ ツアー 2015➡2016』

●2016年02月20日(土) 新潟 CLUB RIVERST

●2016年02月26日(金) 名古屋 APOLLO BASE

●2016年02月28日(日) 広島 4.14

 

☆赤色のグリッター初のワンマンライブ決定☆

<赤色のグリッター1st ALBUM 「存在証明」リリース ワンマンライブ 君の瞳DENTITY~キミノアイデンティティ~>

●2016年05月15日(日) 東京 shibuya WWW 

 

<赤色のグリッター1st ALBUM『存在証明』発売記念ミニライブ&サイン会>

●2015年12月26日(土) 東京 タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース

 

<[ RAIKO -来光- RISING ] COUNTDOWN 2015-2016>

●2015年12月31日(木) 東京 shibuya eggman

 

<BEA × Zepp Fukuoka presents FX 2016>

●2016年03月19日(土)  福岡 Zepp Fukuoka

 

 

 

 

 

 

 


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