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フライング・ポストマン・プレス

2015/10/09

【インタビュー】10/17(土)より公開! ラブストーリー『先輩と彼女』主演の俳優・志尊淳が語る“青春”、大人になるということ

「キラキラしていて、なんだかまぶしい
“青春”がたくさん詰まった映画になった」

 

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全2巻で100万部を超える大ヒット少女マンガ『先輩と彼女』が実写映画となって公開される。主演を務めるのは注目株の若手俳優・志尊淳。“少女マンガのヒーロー”を体現する上での意識や、大人になっていくということについて。現在20歳の俳優が、率直に心境を語る。

 

 


 

――原作は少女マンガの大ヒット作、その主人公・美野原圭吾を演じることが決まった時、率直にどう感じましたか?

 

「僕の中では“少女マンガの主人公”というとキラキラしたイメージがあって。実際に原作を読んでも、やっぱりキラキラしているんですよ。だから最初は“僕で大丈夫かな”と不安な気持ちが強かったんですが、視点を変えてみたらまた違う印象が芽生えました。ヒロインの(都築)りかの視点で見ると圭吾は輝いているんですが、圭吾個人で見ると意外と普通の高校生だと感じたんです。そう監督に話したら、監督もそう思っていると。その言葉を聞いて、少し楽になれました」

 

――圭吾のどんなところが“普通の高校生”と感じたんですか?

 

「第一に、少女マンガの主人公によくあるような“学校一の人気者”といった役回りが圭吾にはないということ。あとは、気持ちが揺れ動くところですね。後輩のりかと、ずっと憧れていた(沖田)葵さんの間で気持ちが揺れ動いてしまう…。そういう部分がとても人間らしく感じ、等身大の高校生なんだなと思いました。共感とはまた違いますが“圭吾がこうなっていくのはわかる”と思う部分もあって。だから敢えて作り込むことはせず、フラットにその場の感情を大切にして演じていこうと思っていました」

 

――外見的には、どんなアプローチを?

 

外見的なところではシルエットです。立ち方や座り方、着る服とかそういうものは意識しましたね。富士山のふもとの町で、2月に撮影したので寒かったんですよ。気温がマイナスになったりするぐらいに。でも、圭吾のキャラクターを考えると“Yシャツの下には何も着ないだろう”とか。あとは放課後に圭吾たちがいる部室での居方も考えましたね。映画の中で圭吾はいつも、窓の枠に添って座っているんですが、あれは僕の考えを監督が採用してくださったもの。監督に“圭吾ならいつもどこにいると思う?”と聞かれ、真っ先にそこに行ったら“じゃあ、そこに決めた”と監督が言ってくださったんです」

 

――映画の中で圭吾は、彼に想いを寄せる後輩のりか(芳根京子)と一緒にいろんな思い出を作りますよね。青春を満喫していて、キラキラ輝いていました。

 

「そうですよね。ベタというか(笑)、王道ですよね。公園デートや花火大会、夏祭り、イルミネーション…。学校帰りの土手を歩くシーンも印象に残っています。“これこそ青春だな”って思いました(笑)。撮影期間は3週間だったんですが、その中で春夏秋冬のイベントや学校生活を疑似体験できて、すごく楽しかったです」

 

 

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――圭吾とりかの恋愛には、“壁ドン”や“アゴくい”など、いわゆる少女マンガ的ときめき演出も満載。演じてみていかがでしたか?

 

「“壁ドン”は正直テレくさかったです。あと、気持ちの上で持っていくのが難しかったですね。付き合っていない女の子に対して“壁ドン”って普通に考えたら難しいでしょうと(笑)。でもこれは原作ファンの方も含め、多くのお客さんが楽しみにしていることだと思いましたし、カッコよく決めないとという思いもありましたね。だから、気持ちの上でもなんとかうまく持っていけるよう、監督と相談しながら進めていきました。“アゴくい”は“壁ドン”より気持ちの上で無理なく運べたような気がします。りかとの2回目のキスの時にあったんですが、その撮影の当日、現場で監督が“2回目のキスはアゴくいをしてみよう!”とすごく明るいテンションでおっしゃって。僕、知らなかったので“アゴくいってなんですか?”というところから(笑)。あのシーンでは、“りかがうつむいているから上を向かせてあげる”という感じで、自然に演じることができたと思います」

 

――りか役の芳根さんと向き合って、どんな印象を?

 

「芳根ちゃんはすごく入り込む女優さんで、例えば泣く場面ではスイッチが入るとすごいんです。泣きやめなくなるぐらいに。一緒にお芝居していて、すごく楽しかったです。感情表現がすごく真っ直ぐでリアルで、心動かされることが多かったです」

 

――本作は圭吾とりかのラブストーリーであり、ふたりの成長を描いたものだと感じます。

 

「本当にそうだと思います。気持ちが揺らいでいた圭吾が、りかからもらったものがどれほど大きなものだったかに気付いた時、ひとつ彼は成長したんじゃないかな。りかにもそういうものがあって。ふたりが人として成長していく、そういう物語でもあると思います」

 

――ご自身では、“大人になる”とはどんなことだと思いますか?

 

「正直、まだ“大人”とはどんなものなのがわかっていません。今僕は20歳ですが、例えば高校生の頃、20歳の人なんてめちゃくちゃ大人に見えていたんです。それが今の自分自身を考えると、まったく大人ではないですから(笑)。きっと、誰もがそうなんだと思います。歳を重ね、経験を積めばいろいろと変わっていく部分はあると思いますが、本来の自分が持っているものは何も変わらないのではないかなと。僕自身もきっとそうなんだと思います。本質的に変わらないながらも、ひとりの男としては器が大きく、周囲の人たちを大切にできる大人になりたい。今はそう思っています」

 

 

メイン

 

 

――改めて、完成した映画を観た時、どんなことを思いましたか?

 

「映画を観た時、素直に“こういう高校生活送りたかったな”と思ったんです。仕事ですから、撮影中はそんなふうには思わなかったけれど、完成した映画を観たらふと“あ、僕青春してたんだ”と。なんだかキラキラしていて、まぶしかったですね。“青春”がたくさん詰まった映画になったと思います。お客さんに“ここで学校生活を送ってみたかった”と思っていただけたらうれしいですね。確かに届けられたということだと思いますから」

 

 

 


 

 勝手にPOSTMAN

 

自分が今「手紙を書きたい人」を思い浮かべてもらい、その人へのメッセージを語ってもらうコーナー。今回、志尊淳が手紙を送るのは少し先の未来の自分。「自分の軸を見失わずにいたい」という、20歳の今の想いが溢れている。

 

 


 


5年後の志尊淳へ

 


初心を忘れていないですか?
感謝の気持ちを忘れてはいませんか?
周りにいる人を大事にできていますか?

 

いろいろ経験して変わったつもりでも、人として大切にするべきものは変わらないはずです。

 

いつまでも貪欲にがんばってください。

 

20歳の志尊淳より

 

 


 

 

 
【profile】
志尊 淳(しそん じゅん)
http://www.watanabepro.co.jp/mypage/10000047/

’95年生まれ、東京都出身。’14年にドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』で主演を務め、注目を集める。今年は本作の他、TBS系ドラマ『表参道高校合唱部!』、フジテレビ系スペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』など話題作に出演。さらに現在、NHK教育テレビ『エイエイGO!』にレギュラー出演するなど、活躍の幅を広げている。

 

【最新主演映画】
『先輩と彼女』
http://senpaitokanojo.jp
’15年/日/103分   
監督:和田清人
原作:南波あつこ『先輩と彼女』(講談社「別冊フレンド」刊)
出演:志尊 淳、芳根京子、小島梨里杏、戸塚純貴、水谷果穂/渡辺真起子、他
※10/17(土)より全国公開
(C)「先輩と彼女」製作委員会


【STORY】
「甘い恋」を夢見て、現代文化調査研究部で部長を務める3年生の「みの先輩」こと美野原圭吾(志尊淳)を好きになった新入生の都築りか(芳根京子)。しかし、みの先輩は元部長で昨年卒業した沖田葵(小島梨里杏)に恋をしていた。それでも、りかはみの先輩に想いを寄せて…。

 


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