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2014/11/04

【インタビュー】11/15(土)より公開! 究極の恐怖と緊張を描いたジェットコースタームービー『神さまの言うとおり』ヒロイン役の山崎紘菜が語る映画の魅力

「普通の日々を、一日一日を大切にしたい

観た後にそう思っていただける映画です」

 

印刷用_神さまの言うとおり_サブ09

 

 

鬼才・三池崇史の最新作『神さまの言うとおり』は、平凡な毎日を過ごしていた高校生たちが“究極の死のゲーム”に巻き込まれる姿を描いたジェットコースタームービー。本作でヒロインを演じる新星・山崎紘菜に話を聞いた。想像力が試される撮影現場で女優として学んだこと、“当たり前の毎日”が愛おしいと思える映画の魅力について――。

 


 

 

 

――本作の原作を読んだ時、率直にどんなことを感じましたか?

 

「読んでいる間中、今回演じさせていただいた(秋元)いちかに感情移入していました。いちかは素直じゃないし、言っていることは強気なんですが、心の中には深い愛情と、大きなやさしさを秘めている女の子なんです。彼女のことがすごく好きになって、特に5巻のクライマックスではいちかと一緒に泣いてしまいました」

 

――ある日突如理不尽なデスゲームに巻き込まれ、疑心暗鬼になる高校生たちが多い中、いちかは純粋さと良心を失わない。緊張感溢れるストーリーの中で癒しの存在でした。

 

「ありがとうございます。そうなんですよね。周りの人たちが疑い合っている中でも、純粋に瞬(福士蒼汰)のことを信じている。いちかの“最後まで人を信じたい”という気持ちは、本当に素敵だなと思います」

 

――主人公であり、いちかの幼なじみの瞬を演じた福士さん、瞬のライバル的存在の天谷を演じた神木隆之介さんとの共演はいかがでしたか?

 

「すごく刺激になったし、いろいろと助けていただきました。おふたりとも、年齢は私とそう変わらないのに、キャリアと実力が比べ物にならないぐらいあって。あまり現場慣れしていない私に、福士さんがさり気なく立ち位置を教えてくださったり、神木さんが気さくに話しかけてくださったり。現場では私が一番NGを出してしまったんですが、嫌な顔ひとつせず最後まで付き合ってくださったことにも、本当に感謝しています」

 

――三池崇史監督とは、『悪の教典』で一度仕事されていますね。

 

「はい。でも、『悪の教典』の時は、“たくさんいる生徒の中のひとり”だったので、三池監督とそんなに密接に関わっていたわけではないんです。今回の映画で初めて11で演出をつけていただいて、それがすごくうれしくて。三池監督の演出は丁寧で、愛情があります。一つひとつの指導の言葉の中に、この作品に対する愛情や、私への期待みたいなものを感じながら、“監督の想いに応えたい”といつも思っていました」

 

――三池監督の言葉の中で、特に印象深いものは?

 

「“画の中で登場人物が生きているように”という言葉です。表情のほうに集中し過ぎると、それ以外の部分が疎かになりがちだったんです。“このシーンって人間としてそんな息遣いでいいの?”と言われて、ハッとすることもありました。表情だけではなく、息遣いや手足の先の動き、仕草も、生きている人間を演じるためには大切なものなんだと三池監督に教えていただきました」

 

――本作で瞬やいちかの前に立ちはだかる敵はダルマやコケシ、シロクマなど、CGで作られるキャラクターたち。グリーンバックの撮影も大変だったのではないでしょうか?

 

「はい。グリーンバックの撮影自体が初めてで、新鮮な気持ちを味わいつつ、やっぱり難しいものだなと思いました。“目に見えない”敵ですからね。でも、すごく勉強になりました。今回の撮影を通じて想像力が鍛えられたと思っています」

 

――究極の死のゲームを仕掛けるキャラクターだけでなく、対峙する高校生たちも個性豊か。それぞれの反応の違いがまた楽しかったです。

 

「ありがとうございます。“ゲームに負けたら死”って、もう極限ですよね。そんな状況に置かれているからこそ、人間の本能が出るのかな、と。観ていただく方には“自分は誰派かな?”と思いながら楽しんでいただけると思います」

 

――それは楽しそうですね。ちなみに山崎さんは“誰派”だと思いますか?

 

「どうしてもいちかとして観てしまうんですが…、でもたぶん私自身がこのゲームに参加したとしたら、第2のゲームぐらいでダメになってしまうと思います(笑)。割りと運には自信があるので第1のゲームはなんとかクリアできても、その次は厳しいかなと(笑)」

 

――なるほど(笑)。確かに、本作で繰り広げられるデスゲームではいろいろな力が試されますよね。体力的な部分だったり、心理的な部分だったり。

 

「そうですね。特に心理戦は難しいと思います。実際に演じていた時は、その時いちかの感情が誰に向かっていて、心の中ではどんなことを考えているか。“感情で魅せる”ことを意識して演じました」

 

――身体能力が試されるゲームの撮影はいかがでしたか? 本格的なアクションは初めてだったかと思いますが。

 

「難しかったです。福士さんは転び方ひとつとってもキレッキレなんですよ。隣りで見ていて、本当にすごいなと思っていました。それなのに私は全然イメージ通りに動けなくて、ヘコみました(笑)」

 

――いや、山崎さんもキレがありましたよ。

 

「本当ですか? うれしいです! 私、アクション映画が大好きでいつかはアクションにチャレンジしたいと思っていたんです。『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョボビッチ、『グランド・マスター』のチャン・ツィイーみたいに、“動ける女優”にいつかはなれたらいいなと思っています」

 

 

印刷用_神さまの言うとおり_サブ01

 

 

――最後に、山崎さんが思うこの映画の魅力を教えてください。

 

「まずゲームに強制参加させられるという設定がおもしろいですよね。かわいらしくておかしい敵キャラクターが、残虐に人を殺すというギャップも、意外性を感じていただけると思います。高校生たちのむき出しの本能や、それぞれの反応もぜひ楽しんでいただきたいです。当たり前のことって、なくなってみて初めてその尊さに気付くものですよね。この映画を観た後はきっと、普通の日々を、一日一日を大切にしたいと思っていただけるのではないかと思います」

 

 


 

 勝手にPOSTMAN

 

自分が今「手紙を書きたい人」を思い浮かべてもらい、その人へのメッセージを語ってもらうコーナー。今回、彼女が手紙を送るのは5年先の未来の自分。山崎紘菜が自分に伝えたい言葉とは?

 


 

 

5年後の私へ

 

面倒くさがりは治っていますか?

一人前の女優さんになれましたか?

 

努力することを忘れないでください。

5年前の自分の中にあった初心を、絶対に忘れないでください。

 

 

山崎紘菜

 

 


 

 

 

【profile】

山崎紘菜(やまざき ひろな)

https://www.toho-ent.co.jp/actress/profile.php?id=7308

 

’94年生まれ、千葉県出身。’11年第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、デビュー。主な映画作品に『悪の教典』、『今日、恋をはじめます(いずれも’12)。今年は映画『野のなななのか』、『シネマ・トラベル 映画館でみる世界遺産の旅 マチュピチュ・ナスカ・アンコール遺跡編』など。本作でヒロイン・秋元いちか役を射止め、好演している。

 

 

【最新出演映画】

『神さまの言うとおり』

http://www.darumasanga.com/

印刷用_神さまの言うとおり_メイン01

 

’14//117分  R15+  

監督:三池崇史

原作:金城宗幸 ART:藤村緋二(講談社「週刊少年マガジン」連載)

出演:福士蒼汰、山崎紘菜、染谷将太、優希美青/大森南朋、リリー・フランキー、

   神木隆之介、他

※11/15(土)より全国東宝系にて公開

©2014「神さまの言うとおり」製作委員会

 

 

【STORY

退屈な日常にうんざりしていた高校生の高畑瞬(福士蒼汰)。そんなある日、突如として教室に現れたダルマさんが、命をかけた授業の始まりを告げる。ダルマ、まねき猫、コケシ、シロクマ、マトリョーシカ……。動き、しゃべる、愛くるしくて不気味な彼らから次々と出される課題をクリアしなければ即、死。これは遊び? なんのために? 神の子とは? 瞬をはじめ、生き残った高校生たちを待っていたものとは……?

 

 

 


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