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フライング・ポストマン・プレス

2014/05/30

【インタビュー】6/8(日)スタートの舞台『BACK STAGE』に出演! 俳優・永岡卓也が語る舞台の魅力と裏方スタッフへの想い

スタッフのかっこよさを知っていただけたら。

笑いと同時に、感動もお届けできると思っています」

 

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6/8(日)より、シアタークリエにて上演スタートとなる舞台『BACK STAGE』。“舞台の裏方スタッフがなぜか地球を救う”という奇想天外&爆笑必至のシチュエーションコメディで、舞台の音響スタッフを演じる俳優の永岡卓也。コメディだからこそ大切にしたい“笑い”のサジ加減から、改めて抱いた裏方スタッフへの感謝の想いまで――。

 


 

 

 

――新作舞台『BACK STAGE』は、舞台の裏方スタッフにスポットを当てた物語。“裏方スタッフが地球を救う”という、意表を突いたストーリーにギュッと心掴まれました。

 

「僕も、最初台本を読んだ時はびっくりしました。舞台を進行しているはずが、宇宙人が出てきたりして、思わず“どういうこと!?”と何度か読み返したりして。改めて、池鉄さん(※池田鉄洋)っておかしい人なんだな、と(笑)。バックステージの人間が“地球を救う”なんて発想自体、普通出てこないですよ。すごいクリエイティブな方なんだと、改めて感じました」

 

――そんな物語で、永岡さんが扮するのはバックステージ側の人間。演じる音響スタッフの山之内のキャラクターについては、どう捉えていますか?

 

「山之内は沈着冷静の知識担当。戦隊モノで例えれば、指令室にいる人ですね」

 

――レッドでもブルーでもイエローでもなく(笑)?

 

「そうです(笑)。舞台のポスターではガンマイクを持って前に前に出てきている山之内が写っているんですが、実際のところは最前線にはなかなか出てこない存在なんですよね。西ノ園(達大)さん演じる照明スタッフのゾノさんと一緒に、指令室からアレコレ指示を出していく。そんなキャラクラーです」

 

――永岡さんは俳優業を始める前には、音響の勉強をされていたんですよね?

 

「はい。専門学校で音響を学びました。もともと音楽が好きで、レコーディングエンジニアになりたいと思っていたんですが、狭き門過ぎて断念しました。音響スタッフとか、ある程度求人のある職業のほうにスイッチしようかな、と。それで、2年生になる時にMA(※マルチオーディオ)コースを選択したんです。映像に効果音を付けたり、ガンマイクを持って録音したりだとかも、実習でやりましたね」

 

――ということは、役作りは知識面では既に万全だったわけですね。

 

「ある程度は。でも、舞台の音響に関しては正直わからないことが多かったので、今回の舞台で実際に音響を担当してくださっている田上(篤志)さんにいろいろ教えていただいています。技術的なところや、舞台中、作業がない時はどう過ごしているのかとか」

 

――物語の中でも舞台中の裏方スタッフがどう過ごしているかは描かれますね。山之内とゾノさん、主演女優の付き人の力石(小野寺大夢)が音響卓に集い、話す場面もあったりして。

 

「音響卓は客席に近い場所にあるものなので、実際にそこでスタッフが集まって喋っていたら、舞台進行の邪魔になってしまうんですけど(笑)…そこは、デフォルメということでご理解いただいて。でも、この3人で話す場面は確かに多いですね。こうやって集まっても友だちみたいに見えないよう、近過ぎず遠過ぎない、仕事仲間としてのほどよい距離感を保ちたいなと思っています。力石がボケで、山之内がつっこむ、というケースも多いんですが、そのつっこみもいい距離感でいきたいな、と」

 

――なるほど、抑え目の、冷静なつっこみ役だと。

 

「そうですね。相葉(裕樹)君演じる舞台監督の外山が派手につっこむタイプ。壮大にボケる演出助手や主演女優、主演男優に派手なつっこみを入れて大きな笑いをかっさらっていく役どころなのかな、と。でも僕のつっこみは、そんなに笑いは起こらないと思うんです。それどころか、ちょっとピリッとした空気も漂ってしまうと思う(笑)。ゾノさんのしょーもない言葉を聞いて冷静に注意したり、力石のボケを冷静に正したり。そういう感じなんです。役者ですから笑いが欲しいという気持ちは正直ありますが、そこはぐっとこらえて。欲張らずにサジ加減を誤らずにつっこんでいきたいと思っています」

 

――その他にも、演じる上で大切にしたいことはありますか?

 

「リアリティです。これは池鉄さんの方針なんですけど、今回の舞台はコメディではありますが“やってやった”感はいらないと。実は稽古の初日、おふざけ方向で演じてみたら“そういうのはいい。あくまでスタッフとしてそこにいて”と池鉄さんに言われたんです。今回裏方スタッフとして出演するみんなに“役者っぽく板の上に立たないで”と」

 

――実際に、劇場の裏側を“芝居場”にする演出もあったりするんですか?

 

「はい。僕も、実際に音を出している音響スタッフさんがいる音響卓の横にいる時がありますね。リアル音響さんには“永岡君が来ることで、ハウリングを気にしなきゃいけない。ここで話す時は地声に近いところでね”と、ある種のクレームをつけられているんですが(笑)。他のキャラクターも、劇場のいろんなところに行って演じることになると思います。あと、お客さんを巻き込んでの演出もありますね」

 

――ある意味、劇場全体がアトラクションのようになるんですね。

 

「池鉄さんいわく、“ジャングルクルーズみたいにしたい”そうです(笑)。とにかく、楽しんでいただきたいです。そして、ぜひスタッフのかっこよさを知っていただけたらと思っています。僕ら役者よりずっと実働時間が長いスタッフさんたち。僕ら役者はカーテンコールの際に拍手を受けることができますが、スタッフさんはないわけです。でも文句ひとつ言わずに仕事をして、帰っていく。それがなんとも言えずかっこいいんですよね。今回の舞台では、そんなスタッフさんたちが“地球を救う”わけですから。笑いと同時に、感動もお届けできるのではないかと思っています」

 

  

 


 

 勝手にPOSTMAN

自分が今「手紙を書きたい人」を思い浮かべてもらい、その人へのメッセージを語ってもらうコーナー。今回、彼が手紙を送るのは舞台『BACK STAGE』の“ホンモノ”の音響スタッフ。果たして、本番はどうなる…?

 


 

 

BACK STAGE』の音響スタッフ・田上篤志さんへ

 

本番中、客席からマイクを使ってご迷惑かけると思いますが、

よろしくお願いします。

 

永岡卓也

 


 

 

 

【PROFILE】

永岡卓也(ながおか たくや)

http://www.hirata-office.jp/talent_profile/men/takuya_nagaoka.html

85年、長野県出身。舞台、映画、ドラマ、CMと幅広く活躍。6/8(日)より新作舞台『BACK STAGE』がスタートする他、現在はドラマ『セーラーゾンビ』(テレビ東京)にもレギュラー出演中。

 

 

【最新出演舞台】

BACK STAGE

www.tohostage.com/backstage

作・演出・出演:池田鉄洋 

出演:相葉裕樹、植原卓也、新垣里沙、永岡卓也、西ノ園達大、小野寺大夢、近江谷太朗、鈴木砂羽

※6/8(日)から15(日)まで日比谷シアタークリエにて上演

チケット発売中。詳細は公式サイトhttp://www.tohostage.com/backstage/ticket.htmlまで

 

 

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ヘアメイク:横山雷志郎

スタイリスト:東海林広太

 

  

STORY

シアタクリエで上演中のウエルメイドなふたり芝居は主演俳優と主演女の仲いにより前途多。そんなの生命体に寄生された劇場の案内が本番の舞台に上がってしまう。上演中止の危に舞台スタッフたちが立ち上がった!

 


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