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2017/06/01

【インタビュー】毎週金曜夜放送中! ドラマ『女囚セブン』出演の久住小春が語るドラマの見どころと女優業への想い

「“共感してはいけないんだけど共感できる”
そういうところが魅力のひとつだと思います」

 

久住小春メイン 小サイズ

 

 

テレビ朝日系にて放送中のドラマ『女囚セブン』。冤罪で収監された京都の芸妓の琴音が、自身を陥れた真犯人を突き止めていくというサスペンスとしてのおもしろさに加え、毎回琴音が同房の女囚たちの事件をモチーフに日本の社会問題に対して物申すヒーロードラマ的魅力も。ドラマ終盤に差し掛かり、盛り上がりを見せる本作について、主人公を慕う後輩の舞妓役として3年ぶりに連ドラへレギュラー出演を果たしている久住小春に話を聞いた。撮影の様子や共演者の印象、気になるドラマの今後の見どころとは?

 

 


 

 

――毎回、主人公の女囚である琴音が、塀の中でネグレクトや老々介護といった社会問題をバッサリ斬っていく。気持ちいいぐらいのタンカで観ているこちらもスッキリします。


「そうですね。琴音と一緒に収監されている女性囚人たちが、なぜその罪を犯したのかというところを、毎話フィーチャーして描かれているんですが、その背景にはシングルマザーの子育ての厳しさとか、リアルな問題もあり、私も台本を読みながら“共感してはいけないんだけど共感できる”と毎話思ってしまうんです。そういうところがこのドラマの魅力のひとつだと思います」


――確かに。犯罪者だからわかってはいけないんですが、「わかるよ」と言いたくなります。


「そうなんです。特に同じ女性の方だったら共感できるポイントも多いのではないかと思っていて」


――久住さんは琴音を慕う後輩舞妓の小春役。共演シーンの多い内藤法務大臣役の高嶋政伸さん、置屋の女将役の梶芽衣子さんの印象をお聞かせください。


「高嶋さんはとても気さくな方なんです。前室ではずっと台詞の練習をされているんですが、ブツブツ言っているそばに私がいたら、“頭おかしくなったわけじゃないからね”って(笑)。とても楽しい方ですね。梶さんもとても気さくで明るく、いつも笑顔の方。このドラマに出演が決まり、梶さんと共演させていただくと知ってから、梶さん主演の『女囚さそり』シリーズ(1972~)を観てみたんです。その役の印象が強くて、ついつい梶さんご自身に重ね合わせてしまっていて。なんとなく、あまり笑わないクールで強い女性なのかなと想像していたのですが…実際の梶さんは正反対でした。プライベートの話をしたり、ドラマのいろんなことを教わったり。梶さんとご一緒できて本当にありがたいなって思います」


――具体的には、どんなことを教わっているんですか?


「本当にいろいろですね。“この時はあそこを見ようね”とか、視点について教えてくださったり。ご自身の役だけではなくて、私が演じる小春についてもいろいろと“小春は今こういう感じだよね”とかお話してくださったりもしました」


――舞妓役ということで、着物姿での振る舞いや京言葉といったところも梶さんからアドバイスをもらったりするんですか?


「着物を着ての振る舞いについては、元舞妓の方が付いて教えてくださるんです。例えば、お座敷で座る時、両手を揃えてからその手を着物で隠すとか。本当に一回一回、着物を手の上に被せて隠すんですよ。そういうことを一つひとつ教わって、その通りに演じていて。舞妓言葉については毎回、音源をいただいてそれを聴いてアクセントを練習しています。耳で覚えるという感じですね。梶さんも“難しいよね”とおっしゃっていました(笑)」

 

 

久住場面写真(白塗りではない)

(C)テレビ朝日・MMJ

 


――ところで、これから女優業にもっと力を入れていかれることと思いますが、女優業は以前からやりたかったことなのでしょうか?


「ずっとやりたいと思っていたことです。極めていけたらと思っています。芸能界に入る前からドラマが好きで、ずっと憧れを持ってきました。今でも毎クール、何かしらドラマは見ていますね」


――最も好きなドラマと言えば?


「木村拓哉さんと松たか子さんが出演されていた『ラブジェネレーション』が大好きです。レンタルビデオで最初観て、以来もう何度も何度も観ているんですよ。全部ストーリーは知っているのに、観るたびにハマっちゃうんです! 好きなシーンだけ観たりするぐらい、好きなドラマです」


――その久住さん的『ラブジェネレーション』ベストシーンとは?


「たくさんあるんですが…一番はやっぱり、メッセージボードでふたりが気持ちを確かめ合うところかな」


――テッパンでときめくシーンですね(笑)。いつか、ラブジェネのようなラブストーリーをやってみたいという気持ちもあるのでしょうか?


「はい。いつかやってみたいです。あとは今回のドラマの女囚たちのような、キャラの濃い役もやってみたいですね」


――なかでもこの女囚を演じたらおもしろそうというのは?


「…みなさんキャラが濃くておもしろそうと思うんですけど、誰かひとりと言うと、トリンドル玲奈さんが演じる元ヤン女囚ですね。自分から遠いキャラだからこそ、演じるのがおもしろそうだなって思います」


――久住さんの元ヤン役、楽しみにしています(笑)。『女囚セブン』は終盤を迎え、琴音の冤罪の核心に近づいていますね。これからどうなるんだろうと期待が膨らみます。


「ありがとうございます。これから琴音の過去や黒幕の内藤法務大臣の過去が次々と明かされていきます。私が演じる小春としては、女将さんと一緒に内藤法務大臣に近づき、より深いところまで探っていくので、ぜひそこも観ていただけるとうれしいです」

 


 


【profile】
久住小春(くすみ こはる)
’92年生まれ、新潟県出身。’05年に第7期生として「モーニング娘。」に加入。’09年に同グループと「ハロー!プロジェクト」を卒業。以降モデル業も精力的に行い、’11年から’15年まではファッション誌「CanCam」の専属モデルとして活躍。現在放送中の『女囚セブン』は’14年の『アゲイン!!』以来、2本目となる連続ドラマ。今後、女優としての活躍も期待される。

 


【最新ドラマ】
『女囚セブン』
http://www.tv-asahi.co.jp/joshu-7/
毎週金曜23:15~/テレビ朝日系にて放送中(※一部地域を除く)
   
監督:瑠東東一郎、豊島圭介、小松隆志、小野浩司
脚本:西荻弓絵
出演:剛力彩芽、山口紗弥加、トリンドル玲奈、平岩 紙、木野 花、橋本マナミ、安達祐実、久住小春、梶芽衣子、高嶋政伸、他

 

 

【STORY】
殺人の冤罪で刑務所に収監された京都の芸妓・琴音(剛力彩芽)。謎多き政治秘書・詐欺犯の楠瀬司(山口紗弥加)、夫殺しの元ヤンシングルマザー・市川沙羅(トリンドル玲奈)、遺産目当ての後妻業の女・連続殺人犯の津田桜子(平岩紙)、全身整形&患者殺しの美容整形看護師・矢島千鶴香(橋本マナミ)、老老介護で夫を殺した最高齢の平塚うめ(木野花)、嘘だらけの食い逃げ女・坂本奈津(安達祐実)ら、同室の女囚たちとの闘いを経て、ついに自分を冤罪に陥れた人物は内藤法務大臣(高嶋政伸)だと突き止める。いよいよ反撃に出るための準備を開始し…。


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