エンターテインメントフリーペーパー フライング・ポストマン・プレス

フライング・ポストマン・プレス 福岡版

2017/01/17

シルク・ドゥ・ソレイユ 日本最新作「トーテム」がいよいよ福岡へ

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Photos: OSA Images,  Ryuichi Oshimoto Costumes: Kym Barrett © 2010 Cirque du Soleil

© 2015 Fuji Television

 

世界で500万人以上を魅了したサーカス・エンターテインメント、シルク・ドゥ・ソレイユの日 本公演最新作『トーテム』は、“人類の進化”をテーマに描くかつてない壮大な物語。人間の限 界を超えた究極のアクロバット、最新鋭の映像技術を駆使したプロジェクションマッピング、舞 台を華やかに彩る世界トップラスの衣裳や美術、これらが融合して唯一無二の世界を作り上げ る。そして今回演出を手掛けるのは、ラスベガスで大ヒット中の常設公演『KÀ』を手掛け、日本でも 数々の舞台・演劇で活躍中のロベール・ルパージュが、ツアーショーを初演出。いのちの誕生から進化を 続けてきた人類のルーツ、そして現代まで数億年の旅を、世界最高峰のサーカス集団が魅せてくれる。 

 

【WHAT’S CIRQUE DU SOLEIL?】

1984年に誕生したカナダの大道芸から始まった小さなサーカス集団は、今 や50カ国以上から集結した約4000名のアーティストとスタッフを抱える世 界的エンターテインメント集団へと成長。人間の能力の限界までを追求した パフォーマンス、音楽、衣裳、世界最新鋭の技術を駆使し創り上げられたパ フォーマンスは、世界中から賞賛を得ている。 

 

 

 

【PICK UP ACTS 】

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<CARAPACE> カラペース

宙を舞い、躍動感溢れる圧巻のパフォーマンス

巨大な亀の甲羅(カラペース)は、地球上の「生命の起源」の象徴。「クリスタル・マン」が生命を吹き込む と、カエルたちが宙を舞い、わずかな隙間を交差しながら、鉄棒から鉄棒へと飛び移る圧巻のパフォーマ ンスを繰り広げる。 

 

 

 

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<ROLLER SKATES>ローラー・スケート

究極の信頼関係が生み出すのは、無限に続く愛 

結婚式を連想させる幻想的なステージ。ローラー・スケートを履いた男女が小さな台座の上で、息を呑むほどのスピードで回転、旋回する。エネルギーが凝縮され、究極の信頼関係から成り立つ やかな姿は、まるで重力や物理法則にも逆らっているかのよう。 この演目が表現するのは無限の愛。 

 

 

 

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<CONTORTION>コントーション

人間業とは思えない、美しくしなやかな動き 

くねらせながら複雑なピラミッドを作り上げる。その驚くべきしなやかな姿は、まるで重力や物理法則にも逆らっているかのよう。 

 

 

 

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<RUSSIAN BARS>ロシアン・バー 

繊細でダイナミックに魅せる、 究極のバランス技術 

暗闇に美しく光る衣装を身につけたアーティストたちが力強さと バランス力を競うアクロバット。無重力空間を浮遊するように 軽々と宙を舞いバーからバーへと飛び移る。それは地球の重力か ら逃れたい、人間の欲望を呼び覚ます。

 

 

日本的な精神に基づいた『トーテム』

『トーテム』の演目は、ひとつひとつにテーマがある。「カラペース」には、人類の創造が、「ローラー・スケート」には、無限の愛など。演出 のロベール・ルパージュは「私にとって『トーテム』は、異なる進化の歴史を表現することでした。私達は母親の子宮にいる時、まるで魚 類のような状態。生まれた直後の動きは爬虫類に似ている。それからほ乳類らしい動きになり、次は立ち上がって類人猿のようにどこに でも登るようになり、最後に人間になる。」と語る。これら一連の流れを、パフォーマーの身体の中に宿る“動物”を使って進化の歴史を 表現しているのだという。さらに「演技とテーマの関係性については、ある演技を初めに設定して、その中に当てはまる動物の性質を探 す時もあれば、逆の場合もあります。それぞれのエネルギー感は、お客さまがどう感じるかによって自ずと決まるのです」と語っているよ うに、観る者の感覚によって、演目の深度が変わってくる=作品の捉え方も様々ということ。また、ロベールは日本の文化に多大な影響を 受けているという。それは単に伝統的な文化だけでなく、現代の文化にも。ブリッジを使ってキャラクターが登場するシーンは、歌舞伎 の花道にヒントを得ている。『トーテム』は、まさに日本での公演にピッタリな作品が、満を持して登場したということなのだ。

 

 

 

【TOPICS! 】

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ポスターボーイは、 日本人アーティスト・宮海彦

『トーテム』のオープニングアクトである「カラペース」。そのキャプテン兼 コーチを務め、キービジュアルにもなっているカエルは日本人アーティストの 宮海彦。宮は、元体操選手でありサンフランシスコで体操コーチをしていた際 に、シルクのオーディションに応募。2010年にシルクの本拠地・モントリオー ルでの『トーテム』初舞台の際には「俺のやりたいことはこれだ!」と実感した という。演出家のロベールは宮について「彼は最初から感覚的にパフォーマン スをしていた。一番カエルのキャラクターにピッタリだった」。 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新テクノロジーとサーカスの融合

『トーテム』では、世界最新鋭の技術を駆使した演出が使われて いる。中でもプロジェクション・マッピングと可動式ステージは、 見どころのひとつ。沼地、川、湿地、湖、火山島など次々と変化し、 時空を超えた冒険へ誘う。プロジェクション・マッピングで使用さ れる映像は世界中で撮影され、中にはシルク・ドゥ・ソレイユの創 始者であるギー・ラリベルテ自らが宇宙から撮影した地球も登場 する。また、キャラクターが身にまとう衣裳も750着用意されて おり、映画「アメイジング・スパイダーマン」や「マトリックス」など で独自の世界観を創り出す衣裳デザイナー、キム・バレットが手 掛け、次々と変化するステージ照明に対応し『トーテム』の世界を 創り上げる重要な要素のひとつになっている。 

 

 

 

ロベール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知って観ると、ちょっと得する! 

シルク・ドゥ・ソレイユのショーは「常設ショー」と「ツアーショー」の2つある。「常設ショー」は1つの演目のためだけに常設シアターを作り開催するもの。「ツアーショー」は移動用テントを作り世界各国で開催されるもの。今回の『トーテム』はこの「ツアーショー」に当たり、演出のロベール・ルパージュはラスベガスの「常設ショー」で大ヒットした『KÀ』の演出を手掛けている。

さらにシルク・ドゥ・ソレイユの演目では、どの演目にも日本語でもフランス語でも英語でもない、「シルク語」が散りばめられている。観客が演目を観て想像し自分の感覚で作品に近づけるためにそうされているのだとか。

 

 

 

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天野ひろゆき&じゅんいちダビッドソンが語る『トーテム』 

「シルク・ドゥ・ソレイユは言ってみれば僕らのM-1みたいな感じ。想像を遙かに超えたスゴいものが次々に出てくる。しかもアーティストたちは、それを楽しんでやっているというのがまたスゴいんです。」と天野ひろゆき(キャイ〜ン)。じゅんいちダビッドソンは、「とにかく仕掛け自体がスゴい。プロジェクション・マッピングと可動式ステージが融合したところも見どころです。客席の前から観るとパフォーマンスを堪能できるし、後ろから観ると全体像が見えて『トーテム』の世界観を楽しめる。だからどの席で観ても楽しみ方ができるんです。」

 

 

 

「シルク・ドゥ・ソレイユ トーテム福岡公演」

2/3(金)~3/19(日)福岡ビッグトップ(筥崎宮外苑)

http://totem-fukuoka.jp

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