エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「Nothing's Carved In Stone」

次のことを考えていた方が、
生きていく上でラク

——それは『Alive』を筆頭に、歌詞の中にもしっかり描かれているというか。
村松「別に僕は偉い人間じゃないんで、誰かに対してああしろこうしろっていうのはないんです。もっと小さな範囲で、自分らしく生きるためにどうしたらいいかってことを考えている人に、(メッセージを)送りたいというか。全体を通して使いたい言葉があるアルバムもあるけど、今回はそういうわけではなく。ただ、『Bridges』とかもそうですけど、友だちとか仲間は結構意識したかもしれないですね。『Kill the Emotion』は違うけど」
——どの曲にも未来が描かれてますよね。
村松「立ち止まってる場合じゃないってことは全体的に書いてたかもしれない。次のことを考えてた方が、生きていく上でラクじゃないですか。聴いてくれる人にもそうなって欲しいという想いはありますね。過去のこと、例えば若い頃にありがちなことで言えば、前に誰々と付き合ってたとか連絡先を知ってるとか、そういうささいなことにこだわってると先が見えないというか。…なんで今恋の話をしちゃったのかわかんないけど(笑)」
——恋愛が一番過去を振り返りがちな出来事だからかも(笑)。男性の方がロマンティストだから過去を振り返りがちという説もありますが、村松さんもそのタイプですか(笑)?
村松「はい(笑)」
——生形さんは?
生形「俺はそういう意味では冷めてるかもしれないですね」
——歌詞を書く時はまた違うでしょうけど。
生形「俺の場合、歌詞に書くことは大体いつもひとつのことですね。生きてく上で自分の心構えとか、どういうふうに生きていくべきなのかってこと。自分自身、そういう歌詞に救われたこともあるし、今でもそうだし」
村松「僕も基本的には一緒ですね。テーマ的には」
——そういうテーマも含め、1曲目の『Who Is』であっという間にアルバムに引き込まれ、気付いたら全曲聴き終わってるほど、『By Your Side』は引力のある一枚だと感じました。
生形「それは今回ちょっと意識しました。曲自体がコンパクトになってるんですよ。先行シングルにもなった『Beginning』を最初に作った時、今までのNothing’sは構成と展開を1曲の中にてんこ盛りにしてきたけど、ちょっと簡潔にしたんです。そしたら自分たちでも思いの他にハマったんですよね。だから今回の曲は3分台とか、俺らにしては短い曲が結構あります。今までそういうのはあんまりなかったので」
村松「今まで自分たちなりに実験を繰り返してきて、やりたいことを詰め込まないと見えてこないものがたくさんあったと思うんです。それがあったから、削ぎ落とせるものが増えてきた、バンドに自信がついたっていうのが大きいんじゃないかなと思いますね」

スペシャルインタビュー「Nothing's Carved In Stone」


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