エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「Yogee New Waves」

毎日行けるそば屋にしたかった
毎日聴いても飽きないもの

角舘「うん、深いとこに引きずり込みたいですね。観たこともない世界を見せたい。それが理想ですね」

上野「去年やったツアー<CAN YOU FEEL IT>。このアルバムにも入っている曲タイトルです。どんな内容かというと、曲が表現しようとしていることがいつの時代であっても、どんな人種であっても、音楽と聴く人との関係性、そしてダンスは変わらないものがある、というもの。初めてセットリストにカバー曲を入れたり、昔の時代の映像を流したり、いろんなカルチャーが混ざり合った空間を作ることにトライしたんです。それってある種、理想的な空間で。今はインターネットのせいで、人が分断しているじゃないですか? そんな今を生きる人たちが集まって、自由に楽しめる空間。僕らはフジロックとかでそういう経験をして、今度はそれをみんなにも感じてもらいたいな、と」

角舘「みんな気持ち良さそうにしてるんですけど、一番気持ちいいのは俺らだけどねっていう(笑)。演奏している俺らが一番楽しい。その気持ち良さのおすそ分けみたいな感じです。中学の時から、“これいいから聴きなよ”ってCD貸すのと一緒で、その方法がライブになったというか」

——ツアーやライブで得たものも多そうだけど、自分たちは音源バンド、ライブでより活きるライブバンドなど、どういうふうに感じているの?
角舘「音源は音源、ライブはライブと分けて考えてるところはやっぱりあって。イヤホンで聴くのとライブで観る感覚は違うじゃないですか。音源は一番いい状況で聴いてもらいたいし、ライブではエネルギーを体感できるものを見せたい。ただ前作はライブをそのまま音源に持ち込んだところがあったので、そこは今回と違うかな」
——アーティストとして曲順でそのアルバムの関係性を表現すること、リスナーに1枚通しで聴いてもらうのが難しくなってきた時代だと思うんだけど、聴かれ方は想定して作ったの?
角舘「完全に時代に逆行し、曲順まで丁寧に考えたアルバムですね」
粕谷「うん、めちゃくちゃ順番気にして作りましたよ。そうやって僕自身も人のアルバムをこれまで聴いてきたし」
角舘「今回はそば屋に例えてアルバムを作ろうとしてたんだよね。天ぷらそばみたいな曲作ろうとか(笑)」
——えっと、それは何番目の曲ですか(笑)?
 
一同:(笑)。
粕谷「肉うどんもカレーうどんも出汁巻きたまご、副菜、日本酒もあるようなお店のイメージ」
上野「前のアルバムがステーキ、ハンバーグ、カツ丼みたいなこってりだったんですよ。ある種、全部シングル曲みたいな。今回はコース料理というか、板わさもあるそば屋のメニューとして考えてました」
粕谷「一体何の話だよ(笑)。でも本当に制作中、ホワイトボードに肉そば、おしんこ、天ぷらそばの場所はここ、とか書いてました(笑)」
——アルバムタイトルを『そば屋』にすれば良かったのに(笑)。
竹村「(笑)。毎日行けるそば屋にしたかったんです。毎日聴いても飽きないもの」
角舘「ちなみに肉うどんは『CAN YOU FEEL IT』です(笑)」
Yogee New Waves
Yogee New Waves(ヨギー・ニュー・ウェーブス)
’14年にデビューE.P.『CLIMAX NIGHT e.p.』をリリースし、1stアルバム『PARAISO』は、年間ベストディスクとして多くのメディアに取り上げられる。昨年はアジアを含めた全12カ所のツアーも行い、大成功を収めた。6/8からは『BLUEHARLEM』を提げた全国ツアーが決定している。
http://yogeenewwaves.tokyo/
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