エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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CDショップ大賞を始め、各所で高い評価を受けた前作アルバム『WAVES』から約2年、POCARI SWEAT×FES 2018のキャンペーンソング『CAN YOU FEEL IT』でさらに認知を広げたYogee New Waves。そんな彼らから待望の3rdアルバム『BLUEHARLEM』が届いた。今回は、メンバーと親交のある野村訓市氏がインタビューを担当。PARAISO島から抜け出したWAVESたちが辿り着いた先とは——。

メキシコのハニッツィオ島で
いろんなことを感じ、考えた

——みんなと会うのは久しぶりだね。アルバム制作前、メンバーそれぞれ海外に行ったりしてたとか。
角舘(Vo.&G.)「はい。カスちゃん(粕谷)がカンボジア、ボンちゃん(竹村)がインド、俺がメキシコ、上野くんがアメリカのナッシュビルに行きました」
上野(B.)「(角舘)健悟が最初に休みのスケジュールを押さえてて、“角舘、メキシコ”って書いてあったんですよ。じゃあって、自然とみんな自分の行きたいところへ(笑)」
粕谷(Dr.)「僕らの事務所の名前が“BAYON”というんですが、アンコール遺跡のひとつでもあるバイヨン寺院を観たことがなかったので行ってみようかなって」
竹村(G.)「インドは小さい頃から漠然とした興味があったんです。インド人に揉まれながら沐浴もやってきましたよ(笑)。今度はブータン経由でチベットに行きたいですね」
上野「僕はナッシュビル。音が好きというのもあったし、これまで映画や音楽でアメリカのカルチャーに触れていたのに、アメリカに行ったことがなくて。実際にどういう暮らしをしているのか知りたくて、Airbnbで泊めてもらいました」
角舘「俺は“死者の日”に興味があったのでメキシコに決めてたんです」
——映画『リメンバー・ミー』が理由じゃなくて(笑)?
角舘「いい映画でしたけど、そうじゃない(笑)。サン・ルイス・ポトシの砂漠でシャーマンに会ったり、そこでキャンプしたり。死者の日の儀式が生まれたハニッツィオ島へも行きました。そこでいろんなことを感じ、考えましたね」
——その旅は去年の10月くらいみたいだけど、既にアルバムの制作は進んでいたの?
角舘「4曲くらいは。構想を練っていた感じですかね。どうすれば人に伝わるかとか、漠然と島っぽいアルバムになりそうだなとか。ハニッツィオ島へ行ってから特に。ハニッツィオ島がヨギーマークに近い形をしてたり(笑)、アルバムのイメージもこの島の感覚に似てるのかもと思い始めたんです」
——そもそも島のコンセプトというのは?
角館「もともと沖縄や四国とか島が好きで。なんなら日本も島国だし、島国独特の雰囲気があるじゃないですか。一番にはなれないけれど、やさしい雰囲気というか。1stアルバムがメンバーだけの楽しい島を作ろうと『PARAISO』。ハニッツィオ島は観光地として成り立っていて、贅沢ではないかもしれないけど、みんながゆったりと暮らしている。文明を取り除くと人の芯が残る感じがしたし、そこにシンパシーを感じたんです」

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