エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「AIMYON」

“あいみょんというジャンル”に
やっと0.1ぐらいは近づけたかも

——いろんな人のアイデアで原曲が変化するのが楽しいのでは?
「今回のプロデューサーさんはメイン3人。それぞれ違うアプローチをしてくださるのでうれしいし、楽しいですね。『ひかりもの』は、トオミ ヨウさん。私はずっと石崎ひゅーいさんの大ファンであり、石崎さんをプロデュースされていたのがトオミさん。『マリーゴールド』のカップリング『あなたのために』からご一緒させていただきました。バラードがやはり素晴らしく、『ひかりもの』のアレンジが上がってきた時もものすごく感動しました」
——アルバムでキーになった曲とは?
「例えば、初めて紅白で私を知った人にこそ、このアルバムを通して『マリーゴールド』を聴いて欲しいかな。曲のジャンルが全部バラバラなので。最近、ようやくどこにも属さないアーティストに少しなれてきたのかなって思います。デビューする前、事務所の社長さんに、“あいみょんというジャンルを作ればいい”って言われたんですが、“そんなことできるんかなぁ”って。やっと0.1ぐらいは近づけたかも。…なんか多重人格が強みになればいいなって思います。男性、女性それぞれの目線の曲もあるし、シンガーソングライターは、楽曲=私自身と見られがちですが、実際はそうじゃない。このアルバムを出すことで、私という人間を、あえて聴く人にぐちゃぐちゃにさせたいですね」
——人は多面性がありますが、曲中に1、2%は素の部分が入ってますよね?
「それはそうですね。でもたまに友だちから、“あの歌詞が良かったよ”とか“あの言葉は、(あいみょん)らしいね”って言われて気付くことも多いです。そして、歌詞を聴いてくれる音楽を作れていて良かったとも思いますね。作家としてもすごくうれしいです」
——曲の中で性について書くこともありますね。
「自分の中でバランスがあって。官能小説が好きなんですけど、官能小説って赤裸々だけど美しい。その表現が好きだし、官能的な用語に変換することも、妄想させるのも面白い。官能的な表現として書いてはいるけど、さらにそれを官能的なものに変換するのは聴き手なので」
——初の武道館を終え、ツアー2本もスタートします。
「武道館は弾き語りなので、ある意味、原曲を丸裸で聴いてもらう感覚。2017年に吉岡里帆ちゃんと銀杏BOYZさんのライブを観に、初めて武道館へ行ったんです。それまで武道館にまったく興味なかったし、場所さえ知らず。でもライブの途中で自分が立ってるイメージがパッと沸いてきて、ライブが終わって里帆ちゃんに“ここに立ってみたい!!”って。言霊ってあるんやなって思いますよね。武道館に限らず、意味のないライブは絶対にしたくない。数多くやることがいいんじゃなく、一つひとつに意味を持たせ、毎回終わった後においしいビールが飲みたいです(笑)」
あいみょん
あいみょん
’95年生まれ、兵庫県西宮市出身のシンガーソングライター。’16年に『生きていたんだよな』でメジャーデビュー。昨年は、3枚のシングルをリリースし、2/13に2ndアルバム『瞬間的シックスセンス』を発売したばかり。5月からは対バンツアー、秋からは初となる全国ホールツアーが決定している。
http://www.aimyong.net
瞬間的シックスセンス
『瞬間的シックスセンス』
¥2,800(税別)
WPCL-12996
※now on sale
スタッフクレジット
Photography by 小田原リエ

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