エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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ネットカルチャー発の才能が日本のロックを、そしてポップ・ミュージック全体のシーンを目覚ましく更新している今。Eveは間違いなくその次の時代を担う才能のひとりだ。2/6にリリースされるメジャーデビューアルバム『おとぎ』は、ひとつの決定打となるだろう。

ステージに立った時の実感、
それはとても大きな出来事でした

 
彼の名が大きく広まるきっかけになったのは、2017年12月にインディーズからリリースしたアルバム『文化』がきっかけだ。それまで動画投稿サイトを舞台にボカロ曲のカバーを中心に発表してきた彼にとって、初の全曲自作曲のみを収録した作品となった。そこに刻み込まれた、自分の内面と深く向き合い胸の奥に宿る孤独や痛みを抉り出すEveのシンガーソングライターとしての感性は、大きな反響を巻き起こした。独特の寓話的なタッチによるミュージックビデオも相まって、インターネットを通じて多くの人がその世界の虜になった。Eveはその反響をこう振り返る。

「『文化』というアルバムを作っている時は必死だったので、そこに何かのメッセージ性を持たせ、誰かに届けたいという想いはこれっぽっちもなかったんです。とりあえず形にするというところから入って、最終的に並べてみたら、自分の気持ちとか自分のことを書いている曲ばかりだった。誰かに伝えたいというのは一切ないまま、あのアルバムができました。そして、みんなの手元へ。MVも含めて、いろんな感想がありました。例えば、“この曲に元気をもらった”とか“こういう気持ちになった”とか、そういう言葉をいただくことが多かったんです。それは予想だにしなかった出来事でした」
スペシャルインタビュー「Eve」
2018年にはライブ活動も始め、東名阪ツアーも実現。追加公演となった11月の新木場STUDIO COAST公演は自身最大規模だったにもかかわらず即座にソールドアウトした。

「ライブはやって良かったと思いました。僕の活動スタイルはインターネットというところがメインにあって、家でちまちま作った音源を公開して聴いてもらうというのがベースなんですね。だから、ライブはそんなにやってこなかったんです。こないだ新木場STUDIO COASTでやった時も思いましたけれど、“こんなに人がいたんだ”って。PCの画面越しに数字は見えますれど、それだけだとやっぱり“果たしてこれは本当なのか?”って思ってしまうんです。でも、ステージに立った時、“こんなに集まってくれるんだ” “こんなに反応してくれる人がいるんだ”って思えた。それは大きな出来事でした。やる前はめちゃくちゃ不安だったりもするんですけれど、やった後は毎回“良かった”と思えるので。ライブはこれからもやっていきたいなと思います」


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