エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「kenjifuruya」

1回の音楽人生で終えられるのかってぐらい、
まだまだやりたいことがある

——そして、『Playground』にもまたグッときたんですけど。降谷さん自身、この曲がアルバムを作る上ですごく重要な曲だったようですが。
「常に許された時間が少ない、遊び足りないと思っているということを書いてる。アートって正しいことを言わなきゃいけないわけじゃないということを強く思ってるのね。極論を言えば、“あいつがめっちゃ嫌いだからナイフで刺し殺してやりたい”と表現してもいい。それを本当に実行したらダメだけど、感情の捌け口としてアートとしてのロックはあるわけだから。でもどこかまじめだから、特にDragon Ashではそういう表現ができないんだよ。Dragon Ashのライブでは、汗と涙と唾液と一緒に全部イヤなものをデトックスして帰って欲しいと思ってるから。でも、ソロはバンドのスポークスマンではないから、もっと自分本位でいいし、子どもじみたことを表現してもいいって自由になれたんだよね。この曲が序盤にできたことで、創作意欲に拍車をかけたのは大きかったな」
——このアルバムの歌詞はほとんど同じことを歌ってると思うんですよ。新しい場所に行きたいという欲求と、そのためにいかにエモーショナルに生きられるかということ。
「それ、他のインタビューでも同じことを言われた。“始めたいんでしょ?”って。……やっぱりそうなんだね。ソロをめちゃくちゃやりたかったんだろうね」
——だから、どの曲もアルバムのクライマックスを担えるような存在感があるというか。
「それも言われた(笑)。全部表題曲みたいというか、ラストソングみたいだって。曲に込められた想いが強いって」
——想いが深いというかね。だからこそ、このアルバムをライブで体現してこそ完結するんだと思う。
「そうだろうね。確実にアッパーになるだろうしね。あとは、これが30代の最後に出す作品だから」
——いい歳の重ね方をしてますね。
「そうだね。楽しみだよ。1回の音楽人生でやりたいことを終えられるのかってぐらい、まだまだやりたいことがあるからね」

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