エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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12/22に史上最大2万人規模の幕張メッセ(9-11ホール)でのツアーファイナルを発表し、常に大きな話題を振りまいているBiSH。そのBiSHから、今回なんとメンバー最年少、アユニ・Dのソロバンドプロジェクト、“PEDRO”が誕生。作詞、楽器(ベース)、ボーカルはもちろん、すべての制作工程に立ち会い、彼女自身のアイデアが盛り込まれた渾身の1枚が完成した。果たしてその“PEDRO”とは一体——?

“絶対にできない!”ってまず言ってしまうけど
今回もやるしかなかった

——BiSHとはまた違う楽曲で、“バンドの音”。アユニ・Dを中心として作り上げた今作を聴いて、アユニちゃんは直感力があり、俯瞰できる子なんだなって改めて思いました。
「そんなこと初めて言われました(笑)。私はプラス思考じゃないから、明るい歌詞を書けないというのはBiSHに入ってわかったことです。モモカン(モモコグミカンパニー)みたいに作詞や言葉自体を書くのが好きということもないので。だから今回7曲全部作詞することにまずびっくりしてしまって。…これもダメな癖なのですが、いつも“これをしろ”って言われたら、“絶対にできない!”ってまず言ってしまうんです。今回も絶対にできないと思ったけど、やるしかなかったので」
——基本的に根性があると感じてます。人見知りで臆病そうなのに、怒濤のようなBiSH加入からの2年を経て、このプロジェクト。“できないこと”も全部できてる。
「いえいえ。でも本当に濃厚な時間でした。(BiSHとして過ごす日々の中で)事件みたいな出来事を教えてくださいってたまに質問されるんですが、毎日がその繰り返しで。今思うとあっという間の2年でした」
——最初にバンドソロプロジェクトの話を聞いた時はどう思いました?
「“意味わかんない”でした。……正直自分ひとりだけがフィーチャーされるのがすごく嫌だったんです。なんでやらないといけないのかわかんないし、混乱しました。でも今は…、うん、すごくワクワクしてるし、ありがたいなって思います」
——そんなふうに感じてきたのはいつぐらいからですか?
「この話を2月に言われたんです。その後、すぐにベースを買いに行き、自己練を始めて。曲が上がってきて、作詞を始めたのが6月後半とか7月。そのあたりからドキドキしてきましたね、ようやく」
——楽曲はアユニちゃん自身が選んだんですか?
「そうです。今回は全部私に決定権を与えてもらったので、12、13曲あったデモの中から選ばせてもらいました。一度決めたことが納得いかなくてまた戻したり、ひとりでいろいろ悩みましたね。曲を作りあげるのは1曲でも本当に大変なことだなって実感しました」
——選曲のポイントとは?
「選んだ時は、まだ今よりも全然楽器に詳しくなかったので、楽曲の持つそれぞれの音のかっこ良さがわかんなかった。だから曲が持つ中毒性で選びました。一度聴いたら妙に気になる、何度も聴きたい曲。結果的にバラード的な曲もあるけど、基本は激しい曲が好きなので」

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