エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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一聴すると心も体も踊り出すような、この夏を彩るマストアイテムとなるであろうBRADIOのニューアルバム『YES』が届いた。彼らの音楽は、暑苦しいほどのエネルギーとグルーヴで、頭で考えるより音に任せて心を解放させた方が正解だと教えてくれる。バンド結成から本作の制作まで、メンバー3人に話を聞いた。

一人を変えたかったら、
まず自分を変えないとダメ

——まず、BRADIO結成のいきさつを教えてください。
真行寺(Vo.)「それぞれ別のバンドだったんですが、同時期ぐらいに解散したんです。以前から対バンをする仲間でもあったし、いいプレイヤーだなって思ってた今のメンバーとバンドを組むことにしました」
酒井(B.)「ジャンルもバラバラだったよね。僕はアメリカ西海岸の影響をモロに受けていたので、モッシュ、ダイブ系のバンドをやってました」
真行寺「僕はパンク少年で、当時の髪型はロン毛(笑)」
大山(G.)「BRADIOを結成した当初は、音楽のジャンルをきちん決めていませんでした。当時マルーン5がすごい人気で、そんなサウンドを最初は少し意識していたかもしれないですね」
——結成から約8年になりますが、今バンドはどんな感じでしょうか?
大山「これまでそれぞれがやってきたバンドの形やジャンルでは、僕ら自身が変わらないんじゃないかっていうのはありつつ、バンド結成して最初の3、4年は何も見えてないまま全部手探りでした。この8年間でようやく見えてきた部分や手応えは大きいですね。いろいろと模索する中で、“らしさ”みたいなものをようやく見つけられたかもしれない。今や個性を求め過ぎ、だいぶぶっ飛んだ感もありますが(笑)」
——BRADIOの圧倒的なライブパフォーマンス、そして初見の人でも楽しめるエンターテインメント性についてはどう感じていますか?
真行寺「ライブに関しては、音楽を通してメッセージを残したいですし、お客さんと繋がりたい気持ちが強くあります。パンクバンドをやっていた時は気持ち的にも尖っていて、MCをやっても反応がない(笑)。でも、今思うと当時は独りよがりの部分があったんだろうなって。日々気持ちが変化する中で、“何か人のために”というマインドの流れになった時から、僕の世界がどんどん変わっていきました。今はその延長線上にいて、“みんなを楽しませたい!”という気持ちがすごく大きいですね。反骨の裏返しが、今。あの時代もまったく嘘じゃなかったけど、今はみんなでライブの空間を作ってる感じがあります。おっしゃっていただいたように、初見の人でもみんな最後は付いてきてくれる。それは僕たちらしさかもしれないですね」
酒井「本当にそうだね。前のバンドやってた時とBRADIOのステージから見えるお客さんの顔は全然違うもん(笑)」
真行寺「今振り返っても当時はもがいていたし、どうにもならない状況が目の前に広がっていました。でも人を変えたかったら、まずは自分を変えないとダメ。だからこれまでのバンド経験も絶対に必要なことだったし、その経験があるからこそ、“こうなりたい!”という明確はビジョンを持って、その気持ちのまま表現できるようになりました」

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