エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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“楽器を持たないパンクバンド”として昨年メジャーデビューしたBiSHの快進撃が止まらない。7/22に幕張メッセでのワンマンを控え、その直前6/28に初となるミニ・アルバム『GiANT KiLLERS』をドロップする。収録された5曲すべてが個性をぶっ放し、それぞれの歌声と歌詞でよりエモーショナルな楽曲へと変化している。それはきっと、メンバーがBiSHに確固たる居場所を見つけたから——。

その日の気分や天気によって
外に出た時の匂いが違う

――最新作はバラエティ豊かな楽曲の魅力はもちろん、メンバーの個性も開花し、BiSHの一体感を感じます。
ハシヤスメ・アツコ(以下、アツコ)「1曲目『GiANT KiLLERS』から拳を突き上げるようなライブで盛り上がる曲でスタートし、『オーケストラ』『プロミスザスター』みたいに聴き込んでもらえる曲、ユニークな曲も収録されています。また、今作では6人それぞれの声が聴き分けられるほど個性が出てきたと思っていて、私自身もすごく声で遊びました」
アユニ・D(以下、アユニ)「前回までのレコーディングは緊張し過ぎて、正直あまり納得できるものではありませんでした。だけど今回は表現の幅が広がったと褒めてもらったりして、自分でも実感するほど成長できたと感じています」
――緊張やプレッシャーを越え、気持ちをオープンすることは気持ちのいいことでしたか?
アユニ「すごく難しいけど…はい」
――チッチの歌声は、艶っぽい部分もやさしい包容力を感じる部分もありました。
セントチヒロ・チッチ(以下、チッチ)「ありがとうございます。最初の頃はストレートに歌うことしかできなかったんですが、もっともっと声で表情を出したい!と強く思うようになってきたんです。そんな中、今回(プロデューサーの)松隈さんに“最近聴く音楽が変わったんじゃない?”って言われました。確かに、最近は昔の熱いロックバンドの音楽をよく聴くようになり、歌い方も影響を受けたのかもしれないなって。レコーディング中も、“ロックで熱いチッチ、次は艶やかなチッチを出してみて”と、いろんな表情を引き出してくれました。要望にどこまで応えられたかはわからないですが、いろんな自分を表現しながら歌うことが楽しかったのは確かです。ブレスひとつでも強く意識するようになりました」
――リンリンが作詞した『VOMiT SONG』は、リンリンならではの言葉でリンリンが持つピュアさが伝わってきました。
リンリン「突如、実家に帰りたくなる時があって。そして、実家に帰ったらよく通っていた小学校や高校を見に行くんです。過去の建物や懐かしい風景に会いたくなっちゃって。私は小学校に入学して初めて教室に入った時の匂いとかも覚えていて、その匂いを思い出して帰りたくなったりするんです。東京にいてもその日の気分や天気によって、外に出た時の匂いが違う。この曲は、そんな帰省中の新幹線で書きました」

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