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スペシャルインタビュー「エレファントカシマシ」

安っぽくない男気を感じるバンドの佇まい

――中高生時代から40年近い付き合いになる不動のメンバーについては、どんなことを思われますか?
「すごく練習はしているけど、エレファントカシマシはバカテクバンドではない。でもバンドらしい温もりがあってね。当時からすごく仲が良かった中学1年6組の同級生、石くん(石森敏行)とトミ(冨永義之)、トミの高校の友だちということで知り合った成治さん(高緑成治)という4人が揃ったバンドの佇まいを見てもらえばわかると思うけど、安っぽくない男気を感じるし、それはバンドを始めた当初から思っていましたね。そして、自分が作った歌を彼らと一緒にライブで演奏したり、一緒に写真に写ったりすることでみんなが説得力を感じてくれたり信頼してくれていることは、毎回ライブで実感します。この4人は友だちになろうと思って友だちになったわけではないので、その関係性は言葉で説明できないんだけど、そういうメンバーとバンドとして活動してきた36年は本当に幸せなことだったと思います」
――昨年末は不遇の時期にライブを行っていた下北沢シェルター、年明けにはロックの殿堂、日本武道館で新春ライブを行いました。そして4月からは初の47都道府県ツアーが控えています。
「僕らはコンスタントにライブハウスを経験してきたバンドではなく、いきなり大きな会場でライブをやって出てきたバンドだったから、今回のようなツアーは夢だったんですよ。沖縄も久しぶりだし、滋賀とか和歌山、宮崎……行ってないところを一度に行けるので本当に楽しみです。ライブハウスはライブハウスなりの良さがありますが、最近のエレファントカシマシは特に“歌をまず届ける”ってことを意識していて。今回はホールでドーンとできるのもいいなって思ってます。そして作品に関しては、まだ先の話になってしまいますが、かつて佐久間さんとやったように丁寧に時間をかけてリハーサルをし、バンドそのままの音を形にできたらいいなって今は思っています」

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