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スペシャルインタビュー「小松菜奈」

衝撃的な作品に出会ったと思ってもらえたらすごくうれしい

――苦労が大きかった分、得たものも大きかったのではないでしょうか。
「そうだと思います。特に今回の映画を通じて改めて思ったのは、固定観念に捉われてはいけないということ。“こう在るべき”はないんだなと。柔軟に、自由に在ることの大切さを教わりました」
――“自由に在った”からこそ撮ることができたシーンというのもあるんですか?
「夏芽とコウがバイクに乗って走っていく映画のクライマックスシーンはまさにそういうものだと思います。実はあそこは、脚本からかなり変えたところなんです。撮影も終盤だったんですが、それまでずっと一緒にがんばってきた菅田さんとふと、“この脚本の終わり方、ちょっと違うかもね”という話になり、思いきって監督に相談してみたんです。そうしたら監督も私たちの考えに賛成してくださって。先導車にカメラと監督が乗っていて、その後ろを菅田さんと私が乗ったバイクが走って撮ったんですが、あそこの台詞は、監督のアドリブなんです。監督のその場で放った言葉を、私と菅田さんがリピートしているんです。私たちも監督がどんな言葉を言ってくるかわからなかったので、その瞬間の感情に突き動かされながらの演技になりました。バイクがトンネルに入る直前に一瞬だけ夏芽が映るんですけど、その時の私、ちょっとウルッときているんです。もちろんそれも決めていたことではなく、あの瞬間だからこそできた、ある意味奇跡的に映った表情だったと思います。映画を観た菅田さんが、その表情を観て“俺も泣きそうになった”と言ってくれて。その言葉がすごくうれしかったし、改めて、映画は何が起こるかわからないものだなと思いました」
――小松さん自身は、どんな魅力を持った映画になったと感じていますか?
「まだうまく言葉にできないんですが…とにかく熱いものを感じてもらえる映画になったと思います。この映画の夏芽が衝撃的な恋をするのと同じように、衝撃的な作品に出会ったと思ってもらえたらすごくうれしいです」

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