エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「WANIMA」

キラキラした裏には、辛い、暗い部分がある

――今年のフジロックのグリーンステージへの出演もすごい飛躍ですよね。ただ、これで大満足という様子でもない。
KENTA「そう。“フジロックに立つのが夢やった!”っていうわけじゃなくて、もっと大きなイメージなんですよ。漠然とですけど、もっとたくさんの人にWANIMAの曲を聴いてもらいたいし、知って欲しい。そこはまだまだ全然ですね」
――今回のCMソングは大きなチャンスですよね。
KENTA「気合い入れてしっかり向き合いました。絵コンテと合わせて“青春・部活・汗”っていうテーマをもらっていて。描き下ろしで曲を作るのは初めてでしたが、CMなのでまずは15秒と30秒で伝えないかん、と。そこで“がんばれ!”とか“大丈夫!”って連呼するのが普通なのかもしれないですけど、なんか違うなと思って。キラキラした感じの裏には、辛い、暗いところがあって、だからこそキラキラして見えるんだと僕は思う。あと、自分たちの青春を振り返った時に、そんなキラキラしたものがすぐ出てこなかったんですよ(笑)。ひねくれてるのかもしれないけど、“がんばれ!”とか“大丈夫!”とか言われても、“いや、大丈夫じゃないのもわかっとるし、がんばっとるのもわかっとる!”って言いたくなる。だったらそういう言葉は必要ない気がして」
――いや、だからこそ届くと思います。明るい笑顔でただ明るいこと言われても説得力ないですから。
KO-SHIN(G.&Cho.)「僕ら3人とも裕福な経験がないんですよ(笑)。すごい田舎で、ちょっと複雑な生まれ育ちもあって。KENTAの歌詞はそういう経験をした人にしか書けない言葉で、辛さもすごく出てるけどどんな人にも伝わる言葉になってる。そこはおもしろいなと思います。…いや、すごいな、に近いのかな」
KENTA「いやいやいや(笑)。でもそこは支えてくれた人がいたからですよね。KO-SHINのじいちゃん、俺のばあちゃんもそうですけど、とにかくよく笑ってたので。周りから何言われても関係なく笑う感じ。そこにずっと憧れてきました」
――WANIMAのライブって若い子が多いですよね。ファンは今、メンバー3人の笑顔に憧れているんだと思いますよ。
KO-SHIN「確かに僕らは“笑顔”っていう言葉をよく言われるんですけど…、お客さんからしたらこの笑顔で“またがんばるぞ”っていう気持ちになれるのかな? うん、でも僕がお客さんだったらそんな気持ちになるかな」
KENTA「でもあの若い子たち……やっぱ、なーんか抱えてますよね。話すとみんなキラキラの裏に何か持っていて。適当なヤツはひとりもいない。類は友を呼ぶんじゃないですかね」
――そこで“みんな辛いから世の中を呪え”みたいな歌にならないのがいいですよね。
KENTA「うん。あきらめてはないっすよね、生きることに対して」

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