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スペシャルインタビュー「池松壮亮&菅田将暉」

「誰も見ていない中で、ああやってふたりで喋っておもしろがっている」(池松)

――それにしても、言葉のセンスが光る映画です。“言いたくなるフレーズ”が多々あり、それも大げさではなく笑えるということに繋がっているように感じます。
菅田「『セトウツミ』のワードセンスはすごいですよね。僕が一番好きなのは、瀬戸が内海に誕生日を祝ってもらうくだりの内海のツッコミです。瀬戸が誕生日に願いをいろいろ叶えてもらうところでの、“え、こんなに願い叶うん?”というところが(笑)。あそこは個人的に、今回の映画の現場で一番笑うのを我慢したところでした」

スペシャルインタビュー「池松壮亮&菅田将暉」

――池松さんは、好きなフレーズはありますか?
池松「僕は、瀬戸に聞かれて内海が自分の家の家庭の事情を話しているところの瀬戸の締めの言葉が好きです。内海のうちでは晩ごはんもないということを聞いた後、しんみりするでも、悪いと感じるのでもなく、瀬戸は“それ以上怖すぎて聞きたないわ”と(笑)。あの言葉ですぐフラットに戻れるあのふたりがまたいいなぁと」
菅田「あの言葉はすごいですよね。あれを言えるのが瀬戸です(笑)。“怖いわぁ”って、でもあったかいものがあるんですよね」
――なんとも言えない魅力を持ったふたりですよね。特別なことは何もしていないのに、ふたりで喋っている姿がきらめいて見えました。
池松「“これが一生は続かないだろう”とわかっている中で、それも誰も見ていない中で、ああやってふたりで喋っておもしろがっている。そういうふたりだから儚いし、なんかいいんでしょうね。そういう部分が、この映画のおもしろさなんだと思います」

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