エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「9mm Parabellum Bullet」

かみじょうくんの曲の奇天烈な部分を生かしたかった

――アルバムにはクアトロAサイドシングル同様に、メンバーそれぞれが持ち寄った楽曲が収録されていて、『Lady Rainy』のような歌をメインに置いた曲は、卓郎くんならではですよね。
菅原「みんなの曲がゴージャス目っていうか、ここ数年の9mmはギンギンした状態の曲が多かったけど、自分が作った曲なんだから自分好みを入れたかったし、他のみんなからは出てこないアイデアだろうなっていうのもポイントだったかな。でも、『Lady Rainy』はこれでもみんなにゴージャスにしてもらった曲で、最初は弾き語りとリズムパターン一個だけで、ベースは和彦に丸投げでした(笑)」
――和彦くんの曲からも“自分が作るなら”っていう色は明確に感じられて、シングルにも入っていた『ダークホース』とか、エイトビートの感じは“らしさ”ですよね。
中村「もともとそういうのを作る傾向があったんですけど、今まではそこをあんまり意識はしてなくて、ただ自分がかっこいいと思うものをやってただけなんです。でも今回はエイト感というか、突き抜ける感じはちょっと意識したところはあったかもしれない。いい意味でのエゴっていうか、それぞれのやりたいことが入ってた方がおもしろいと思って」
――『迷宮のリビングデッド』は初めて作詞・作曲を担当した曲で、これもいい意味での自分のエゴを通したというか、自分の世界をひとつの形にしてみたかったということですか?
中村「そんなにかっこいい話ではないです(笑)。いつもはメロディを付けてから歌詞を乗せるんですけど、この曲のメロディは時間をかけて詰めたくて、でもメロディに時間をかけると歌詞の作業が後になるから、同時に歌詞も書いたほうが効率いいのかなって。まあ、歌詞も1回書いてみたいとは思ってたんですけど、特に伝えたいメッセージがあったとかではなく、雰囲気的にダークな感じっていうか、自分の中のロックバンド像を言葉にしてみた感じですね」
――かみじょうくんの曲は滝くん曲にも劣らず個性的ですよね。
菅原「かみじょうくんのデモは打ち込みで作ってあるから、人力で弾くのが困難なフレーズが多く入ってるんです。その奇天烈な部分を生かしたいから、その感じを残したまま、どうバンドサウンドに落とし込むかって作業をやってました」
中村「自分で打ち込んでおいて、“これは叩けねぇな”とか言ってましたからね(笑)。デモから角を取っていくというか、それをすることによってバンドサウンドに近付いていく。だんだん仕上がっていくと、“こういうふうになるんだ”っていうのは新鮮でした。まあ、びっくり箱状態だったよね。最初は“これどうなんのかな?”って思ってました(笑)」

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