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スペシャルインタビュー「KANA-BOON」

原点に戻ることは、さらに自由度が増すと感じてる

古賀「今のバンドはまだ発展途上だと思うし、最近はプレッシャーを感じながら音楽を作っていた部分も正直あって。でもその飲みミーティング以降、外野の意見を気にせず音楽だけに集中できました。これまでももちろん楽しんではいたんですが、このアルバムはバンド結成当時の100%楽しかった頃の音楽との関係性で向き合えたと思っています」
――当時に戻ろうと思ったのは、やはり今の状況故でしょうか?
古賀「バンドが大きくなるにつれ、確かに周りの意見を過剰に気にし過ぎだなって思ったんです。昔の音楽のほうがいいとかではなく、気持ち的な部分。僕ら自身が楽しいと思える音楽をやりたかったはずなのに、目的が違ってきているんじゃないかって感じる時もあったので」
小泉(Dr.)「今回アルバムを制作する段階で、純粋に音楽を楽しめてない自分があきらかにいたので個人的にはすごいプレッシャーがありました。でもそのミーティングでメンバーみんなと腹を割って話す中で、バンド結成当時のようにピュアに音楽を楽しむ気持ちに戻りたい想いが高まりました。今の環境に合わせることも必要ですが、それが合う人、合わない人がいて。僕らは合わない。バンドが今原点に戻ることは、さらに自由度が増すと感じてます」
――そのミーティングは本当に大きなものだったんですね。
谷口「足並みが揃わないと感じていたことや心に引っかかっていた気持ちを正直に、メンバーに話したかったんです。個人的に感じていた“これどうなん?”ということやバンド全体で抱えてる悩みなど全部。デビューしてからは僕ひとりが地方キャンペーンに行ったり、ラジオに出たり雑誌の取材受けたりする中で、当たり前ですが少しずつ差が出てきました。KANA-BOONは差があってはいけないバンドなので、再度4人の足並みを揃えてスタートしたいという話をしたんです。それぞれ心境の変化もあったのか、それ以降の制作はスムーズでしたね。今の僕らはどんな想いをアルバムに詰め込みたいのかを考えた時、『スタンドバイミー』のメロディと歌詞が出てきたんです」
――この想いは1/20にリリースされる先行シングル『ランアンドラン』にも通じると感じます。
谷口「そうですね。『ランアンドラン』は昨年の5月ぐらいにデモを作っていました。先行シングルを切ることになり、まだ歌詞はなかったんですがKANA-BOONらしいメロディだし、このタイミングで『ランアンドラン』が陽の目を見るのはいいんじゃないかって。アルバムにも必要な曲として存在してくれると確信していたこともあるので」

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