エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「Ken Yokoyama」

日本のパンクバンドのために、できることをやる

――全体の印象として、さまざまなベクトルはあれど、愛情に満ち溢れた作品だと感じました。何かイメージしたニュアンスはあったんですか?
Ken Yokoyama「それは前作『Best Wishes』の時とはまったく違って、何も考えずに作ったんですよ。今回は音楽ありきで、歌詞の内容も日々思ってることだったり、ライブのMCで話してるようなことをそのまま。そうしたら、この2年ぐらいの間に変わってきたところがちゃんと文字に出たというか。たぶん……やさしくなったのかもしれない。ちょっと父親度数が上がったんですよね。バンドとして後輩もたくさんいて、ソイツらのことだって一緒になって考えたい気持ちもあって。いろんな意味で父親気分、兄貴気分ですね」
――バンドとして成すべきことが変わったんでしょうかね。
Ken Yokoyama「変わってきたのか定まってきたのかわかんないけど、明らかに気持ちを向けれる場所は変わってきてますね。自分たちだけじゃなくて、日本のパンクバンドのためにできることをやる。それも自分の役割に入ってきてるというか。もちろん、それと同時に自分たちも楽しい思いをしなきゃウソになるし。そういった意味で勝手に背負ってますね、いろんなモノを」
――そこにあるのは使命感のようなもの?
Ken Yokoyama「いやいや、勝手にやってるだけですよ(笑)」
――ただ、それがいいモチベーションにもなってるんだと想像します。でなければ、楽しみながらMステに出ることもないでしょうし。
Jun「ただ、Mステでは決まりごとみたいなこともあるわけじゃないですか。そこで苦々しく思ってた部分もどっかにあったのか、そのすぐ後のライブでは“オレ、今日は脱ぐから!”ってKenが言い出して(笑)」
Ken Yokoyama「楽屋に入ってすぐ“テレビじゃできないことをしよう!”って(笑)」
――バランスは大事ですよね(笑)。しかし、ホントにいいムードでやれてるんですね。
Ken Yokoyama「オレとMinamiちゃんは40代半ば、Junちゃんはちょっと上でMatchanはちょっと下。それぞれ生活もあるし、難しいところもあるんですよ。ただ、“集合体というのはどういうことか?”っていうのをいつも僕らは考えるようにしてるんです。そういうところに対してはどこよりもマジメだと思います。“なんで人前に出るのか?”“なんでこうやって生きていきたいのか?”みたいなこと。普通になんとなくやってたらダラっとしちゃうところもちゃんと確認し合いながら、バンドへ向けている気がします。だからいい集団なんだと思いますよ、Ken Bandは」

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