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スペシャルインタビュー「MY FIRST STORY」

全体の文字並びや漢字のフォルム、表記の美しさも重要

――ドラマティックな展開、ラストに向けての高揚感たるや。
Hiro「ありがとうございます。僕の中で、イメージは完全に夜。ドラマティックさという部分では『ALONE』と同じでも、曲の構成は真逆で尖ったニュアンスを持った曲。静かなところからスタートし壮大なラストでバーンと拓ける。メロディのキーも高く、正直“このキーで歌えるかな”って不安も最初ありました(笑)。そしてこの曲はまったくエフェクトを使わず、声の倍音だけで勝負してます」
――ラスト『21 Miles』は、またガラリと印象が変わります。足音やギターピックのノイズ、声とギター。ヘッドフォンで聴くとより生々しい音触りです。このアイデアはどこから出てきたんですか?
Hiro「この曲のコンセプトは、デモ音源みたいな、“今、この場で録りました”みたいなもの。そういう“生感”があるものを今まで挑戦したことなことなかったので、やってみたかったんです」
Sho(G.)「ちなみにこの曲で僕はギターを弾いてません(笑)。ざっくりした構成を作っただけで、Nobが弾いてるんです」
――それぞれの歌詞についても聞かせてください。
「MY FIRST STORY」Hiro「僕の中で歌詞は、表記にした時の美しさも重要で。そういった点で、今まで納得できいてたのが『不可逆リプレイス』、そして今回の『ALONE』。歌詞全体を見た時の文字並び、漢字のフォルムなど、自分が美しいと思った完璧な形で作ることができました。内容に関しては、専門学校HALさんから“自分の夢を諦めるな”をテーマに書いて欲しいという依頼があったんです。今までも『The Story Is My Life』や『Black Rail』でそういった歌詞を書いてたので、僕たち自身の想いとも重なるリアルな感情。だから、そのまま素直に書きました」
――『失踪FLAME』はいかがでしたか?
Hiro「同じシングルに入る曲なので、歌詞の一貫性は大切にしようと思いました。こちらはより自分自身の内面というか、『ALONE』では書けなかった弱さや嫉妬を表現してます。『ALONE』が陽なら、『失踪FLAME』は完全に陰。歌詞は、例えネガティブな内容だったとしても、最後はポジティブに終わらせることを今までも意識してます。だからタイトルが『ALONE』だけど、最後は“We are not alone”。今までずっと一人称の歌詞を書いてたんですが、今回初めて“We”を使うことができました」

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