エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「[Alexandros]」

いい音楽を作り続けたいというシンプルな思いに辿り着いた

――サウンド面においては、ピアノが果たしてる役割もかなり大きいですよね。
川上「ピアノで作る曲が多くなったからですね。その反動もあって、後半に作った曲はセッション感が溢れるものがかなり多かった」
――バンドアンサンブルの肉体性を前に押し出すような。
川上「そう。『Boo!』、『ワンテンポ~』、『Famous Day』の3曲に関しては、4人のセッションパワーが色濃く出ましたね」
磯部「やっぱり最終的には、バンドマンとしてセッションに勝る曲作りの楽しさってないんですよね。洋平がピアノで美しいメロディを作って、そのメロディに対してアレンジするのも楽しいんですけど、やっぱり4人で“うぉぉぉ!”というテンションでセッションするのは最高ですよね。すげえ楽しい」
白井「セッションしてる時、洋平の目が血走ってるんですよね(笑)。鬼気迫る感じというか。ピアノで作ってる時は冷静なテンションなんですけど、その落差もおもしろい
――1曲目に『ワタリドリ』を持ってきて、その後『Boo!』、『ワンテンポ~』、『Famous Day』と続く流れは痛快だなと。
庄村「メジャーから最初にリリースするアルバムでこういう流れを組めてホントによかったです」
――ジャンルで解体したらいろんな要素が入っていて。ロックの自由度を示しているとも思うし、それと同時にやっぱり作品全体のムードがギラギラしてるしね。
川上「僕たちはどれだけいい曲を作っても、ラブソングやバラードを歌っても、やっぱり常に悔しさがあって。結局それが原動力なんですよね。それがある限り自分たちはロックバンドなんだって思います。向上心って言い方をするときれいですけど、反動が原動力なんですよね」
――今後を占う意味でも重要な1枚だと思うんですけど、ここからの展望はありますか?
川上「ここからはバンドの根本的な部分をもっと強化したいです。デビューから6年、これまではとにかく多くのリスナーに知ってもらいたいという思いでイケイケドンドンって感じだったんですよ。ひたすら突っ走ってきた。一番になりたい、デッカいステージで演奏したいって。このアルバムを作れたことで、今後はひたすらいい音楽を作っていきたいというシンプルな思いに辿り着くことができました。その結果として、世界一のロックバンドになれたらと思います」

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